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Channel: 「太陽にほえろ!」当直室 仮設日誌 PART2
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とりあえず、「太陽の日」に書く。2020-7-21 #2

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太陽放送記念日ということで、ツイッターでは諸兄姉が様々な当時の資料をUPなさっていて、いやぁ・・・スタート直前まで人物設定が企画書に肉付けされたものだったんだなぁ・・・普通は制作本編に沿っていてもおかしくない時期なのに、これらの時点でも「南原秀吉 課長」=まんま西山署長(^_^;)が出てくる媒体もあったりして・・・申し訳ない、「武田ウダ」には噴いてしまった、、、

そしてある方がUPされた、7周年記念の殉職回顧記事。見慣れた構図のバージョン違いが散見されるので、この頃までは結構選び放題だったのかも・・・そして、マカロニは「殺し屋の詩」スチール。
これ、今となっては結構「話」には有名なスチールで、小職も画像が悪いものを観たことがあったのですが、今回は結構鮮明なので、拡大してみたら・・・・マカロニ、近藤正臣さん演じる松本を土壇場で刺し殺した、爪とぎを右手に持っているようですね。
それにしても、細い?

そして、マカロニ欠場。
皆さん、各々ご意見があるようなので、勝手にまとめます(^_^;)

1972年11月 股旅・かくし芸撮影(渡辺プロ会報誌による)
#22から#24撮影あたりが該当、マカロニ出番激減時期。(#23はラストのみで軽薄シャツ(^_^;)にマスク、#24はやたらと本庁に出向く)

1972年12月 九州ロケ(渡辺プロ会報誌による)

1973年2月中旬以後~4月中旬頃 化石の森 撮影(?) #36から#44該当 #36でワンセットものを撮影したのち、出番極少・欠場。

1973年4月中旬 #45、#46撮影より太陽本格復帰、撮影中に散髪。 

という具合でしょうか。

この時期以外にもマカロニの出番がごく少ない回は、#5(七曲署内、刑事部屋のみ)#10(冒頭とラストのみ)もあったり、主演作と同時撮影のもう一つの作品には出番が少なかったり、「明智探偵事務所」との掛け持ちだったり、渡辺プロの「アイドル」としての活動もあったり・・・・これらを考えると、ショーケンさんの太陽ご出演、1年よく持ったなぁ・・・とも思えます。

頭脳派「タタキ」の男とボス、二人のゴールは一緒か?

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さて、あすの太陽放送です。

【地上波】
サンテレビ・マカロニ編

7/26(日)
11:30~12:25
ドラマ 太陽にほえろ!(第17話)
サンテレビ1(地上波)

第17話 47.11.10 俺たちはプロだ (ボス)

レギュラー:石原裕次郎
      萩原健一
      (関根恵子)欠場
      露口茂
      竜雷太
      小野寺昭
      下川辰平

セミレギュラー:玉川伊佐男(田丸刑事)

ゲスト:成田三樹夫
 
河村有紀 中井啓輔
平泉征 中村俊明
松尾文人 今井和雄 大下真司 本島一宏
 
脚本:長野洋 小川英

監督:竹林進

昼の食事時の一係に爆破予告の電話が入る。
第八銀行・新宿支店にて午後一時に爆発が起きる。
ボスらは銀行に時間ギリギリに到着、爆破が起きない為、マカロニが全員退去した銀行内に踏込んだとたん爆音が聞こえてきた。
しかし、マカロニは煤まみれながら無事、爆発物は煙と音が派手に出るようにした殺傷能力の無いものだったが、事件装置は精巧なもので、単なる悪戯とは

考えられなかった。
そんな事件があった後、今度は常東銀行に爆発物を仕掛けられたとして七曲署の刑事と名乗る5人組が現れた。
第八銀行の件と同じく全員銀行内から退去、残ったのは刑事たちだけだった。
その刑事たちが金庫の1億3千万を奪い、キャンピングカー風のワゴン車で逃走した。
ボスは第八銀行の件はテストケースだと推理、主犯格の人相や鮮やかな手口から、かつてボスが逮捕した小田切が容疑者として浮上した。
小田切は仮出所したばかりで、居所から姿を消していた。
一係が小田切の行方を捜す中、当の小田切は親友の島岡の妻と息子に会っていたが、島岡はまだ帰宅していないという。
その後、小田切のもとに島岡の妻から連絡が入り、息子が誘拐され、島岡が新宿西口公園に要求通り向かったという。
小田切が公園に着いた時には、息子の姿は無く、島岡が冷たくなっていた・・・。
翌朝、島岡の死体が警察に発見され、島岡も銀行襲撃犯人一味と判明、仲間割れで殺されたのではないかという推理がたてられたが、ボスは少なくとも小

田切は「殺し」には手を出さないと主張する。
そんな時、一係に小田切本人が現れる。
ボスは2人だけになり事情を聞くと、仲間割れの争いで、他の若い仲間が金を持ち去ろうとしたところを島岡が奪って逃げた後に、息子が誘拐され、島岡が

犠牲になったことを打ち明ける。
ボスは島岡の息子の命を優先し、小田切と息子奪還の共同戦線をはるが・・・。


ボスの昔馴染みの知能強盗犯に成田さんが扮しますが、タタキはするけど殺しはしないというポリシーを持った男として裕次郎さんと競演します。
映画『影狩り』ファンには十兵衛と月光が共演ということで感慨深いところだと思います。
この配役、多分裕次郎さんと成田さんを逆にしても成立してしまいそうな危険(^_^;)もあります。
ダンディズムの権化のようなボスと小田切に二人とも頼りになる相棒(山さん、島岡)がいると言うところも興味深い点ですが、何か似たような二人が刑事と犯

罪者という決定的な違いを見せつけるのはある意味ライバルとしての静かな戦いを裏にはらんでいることを最初から匂わせる。
けれども、小田切が真っ当な人間に見えてしまうのは、成田さんの人となりだと思います。

この作品、#8以来の追跡劇で、珍しく山さんが地下鉄で「まかれて」います。いつもは長さんの役割なんですが(^_^;)
冒頭の「線香花火に毛が生えた」爆発でのマカロニも見どころかも(^_^;)
さらに初期としては比較的車が活躍する回ですが、まだトヨタ到来前夜な為、60年代の外車ショーと化しています。
ボス専用車はオペル・レコルトCのハードトップ。

小田切が刑事に化ける衣装(背広にネクタイ、メガネ)、少なくともネクタイは後に山さんが#65等で着用したものと同じようです。
背広も、もしかしたら同じものかもしれません。
成田さんの方が露口さんより背が高いので、見るからにツンツルテンな感じですが、山さんが着用したときはあまり気にならなかったので、多分同じなんでし

ょうね。

後に太陽ゲストの常連となる中井啓輔さん、平泉成さんと中村ブン氏の初登場作となります。
平泉さんも中村氏も若い・・・若過ぎて(^_^;)失礼・・・。
このころの平泉さんはワイルドだし、中村氏はまだ後年の破壊的な個性は隠していますし。

『ショーケンの時代~マカロニ刑事編~』有料動画配信について

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7/24、東京阿佐ヶ谷・ネオ書房で行われた、
『ショーケンの時代~マカロニ刑事編~』
(切通理作さんVS秋武裕介監督)

予ねてよりお知らせしていたように、有料動画配信を開始したそうです。

まず、お断りということで、内容については「他言無用」ということ、
(橘)警部曰く「沈黙は金、白紙のノート」です(^_^;)

視聴料は¥1,200
動画視聴期限は8月31日まで、お申込期限は、8月15日までということです。

視聴のご希望の方は、kirira@nifty.com まで。

ところで、内容については、切通さんの見識と研究、秋武監督の15年以上叩かれ・・・もとい、叩き上げの研究(^_^;)結果の
総決算ということで、気合の入った「4時間」だったそうです(^_^;)
(小職は#40台本に野崎俊一の名前があったことだけは、秋武監督に伝えています。。。)


小職もさっき、身代金は振り込んだので、
核心に触れない程度の感想を後日書かせていただきます。

いや、多分、ぶっ通しで観るんだろうなぁ・・・・。

最近ANXのCSI:完全放送にハマってしまって、寝てないので。。。
そして、「Maybe」が口癖になってしまった。。。

太陽にほえろ!大全集Ex.COMPLEX(スコッチ編)改訂再頒布

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最近、ツイッターでは積極的にコメントをUPしているペッパー先輩の
太陽愚連隊から再頒布(改訂版)情報です。


太陽にほえろ!大全集Ex.COMPLEX(スコッチ編)再頒布改訂版

「大全集6」の記事をデジタル入稿による精密再録、未収録記事を収録。
スコッチ刑事の初期カラースチールを可能な限り修復。

改訂内容:一部、記事を差し替え、拳銃、ロケ地写真も追加。

B5 40ページ 頒布額400円予定(旧版からの額改定なし)

完成は8月の下旬予定とのことなので、
スコッチの登場した9月には頒布となると思います。
頒布可能となりましたら、改めて弊ブログでもお知らせします。

お問い合わせは、直接ペッパー先輩へ。
taiyo1987@live.jp

旧版は2011年頒布、スコッチ編前期を特集した「大全集6」の資料復刻版、スクラップブックのような感じになっていました。
資料性は高いと思います。


ということで、9年ぶりの復刻ということですか・・・。
月日が経つのが早過ぎる・・・・。

サンテレビ太陽放送8/2=マカロニが若者たちの無軌道な「夢」に潜入するも・・・

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マカロニトークについては、既に身代金(^_^;)を払っていますが、ちょっと温めています。
まぼダン監督とは昨年お話はしたのですが、こっちもよっぱけていて、満足に話していないしなぁ。。。
なんとも、変にこっちが緊張しています(^_^;)
と言いつつも、今日明日には観るつもりではありますが。

さて、あすの太陽放送です。

【地上波】
サンテレビ・マカロニ編

8/2(日)
11:30~12:25
ドラマ 太陽にほえろ!(第18話)
サンテレビ1(地上波)

第18話 47.11.17 つかみそこねた夢(マカロニ・ゴリさん)

レギュラー:石原裕次郎

      萩原健一
      (関根恵子)欠場

      露口茂
      竜雷太
      小野寺昭
      (下川辰平)欠場

ゲスト:沖田駿一
武田一彦 伊藤健 内藤栄造
所雅樹 大川真一郎、山田修一 植村亮治
竹下景子 一ノ瀬健

脚本:永原秀一

監督:竹林進

強盗の容疑者は特徴的なブーツから笠原という若者で、仲間内からジュピターと呼ばれていた。
新宿に嫌気がさしたジュピターら仲間は、湘南方面で行動していることを殿下が掴んできた。
しかし、聞き込みを怪しまれた殿下はジュピターの仲間たちに袋叩きに遭い、殿下の端正な顔立ちが傷ついていた。
このような若者たちは決して外部の人間を信用しないが、一度打ち解ければ徹底的に仲間内でかばい守る性質があることを山さんが説いたが、ブーツの目撃情報だけで、証拠もなにも無い状態、それを打破する手は一つ。
マカロニを彼らの懐の中に潜入させることだった。
早速マカロニは湘南をバイクで疾走、様々なアプローチを試みるが、なかなか相手がノッてこない。
その頃ジュピターたちは次の強盗計画を立てていた。
仲間内の紅一点、薫の父が経営している会社に押し入ろうという計画だった。
そんな中、ジュピターがスナックに忘れたライターを届けにマカロニが現れた。
何故か、それが仲間の形見だからということで意気投合する。
様々な戯れの中で、とりあえず仲間内に潜入することが出来たマカロニは、彼らの強盗を犯す理由がヨットを購入する為だと判る。
ただ、それでもマカロニには「見張り」が付いており、なかなか署に連絡ができない。
その頃、ジュピターにふられた女性が自殺未遂を起こした。
どうやら、ジュピターたちが日本脱出を計ることを聞き、失望したらしい。
ボスはやはり被害額50万円を考えると、次の犯行を行う可能性が高いことを察し、マカロニの連絡を待ったが・・・。

若者の無軌道な夢と暴走。
自分の親の会社に強盗に入って「船出」するという無謀な夢ですが。
そのグループの中にバイクでマカロニが乗り込む(潜入)するわけですが、その前に偵察に入った殿下の悲劇(^_^;)
そして、一応「外車」で乗り付け、思いっきり私服でマカロニに「繋ぎ」を付けようとしたゴリさんの悲劇(^_^;)
まあ、ゴリさんの場合ファッションと真ん中わけの髪型だけでクルマにしても何にしても、そのまんまの刑事・石塚なんですけど。。。
さらに危機に陥るマカロニの奥の手もマカロニらしく(^_^;)

周りの若者よりずば抜けたファッションセンスのマカロニと、まだ駆け出しの竹下景子さんの可憐さとを楽しむのも一向かと。
太陽に長くゲスト出演する沖田駿一さんも今回が初回ですから、皆さんお若い。

立石涼子さん、ご逝去・・・・・・

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俳優の立石涼子さんが8月2日、肺がんで死去、68歳。

1975年ごろより舞台中心にドラマ含めた演劇の世界で幅広く活躍、特に近年では幅広い役柄を熟すことから、貴重なバイプレーヤーだったようです。

太陽ご出演は、1作。

PART2 #3 老犬ムク ・・・  近所の主婦
メインゲストが「ムク」だったため、名脇役が多くご出演のなかで、ムクを知る近所の気さくな主婦としてのご出演でした。

ご冥福をお祈りいたします・・・・

とりあえず、書く。2020-8-6

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少々、近況をメモっておきます。
暑くて・・・・参りました。
何をするにも時間切れで(^_^;)
マカロニトーク動画も観ようと思って寝落ちとか、トシには勝てんなぁ。。。

暑くて、衝撃のテーマのドラムソロ部をガンガン流していますが・・・・(^_^;)
#35等のように、エコーでもかけてみようか。。。

▼火と汐
松本清張氏原作の1996年フジテレビ・金曜エンタテイメントで放送。
チャンネル銀河で8日に放送されます。

主役は神田正輝さん、南果歩さん、刑事ペアに竜さんと勝野さん、他に内藤剛志さん、フックンさん、浜田光夫さん、片岡五郎さん、剛たつひとさん、でんでんさん・・・・って、太陽濃度が濃いですが、というより太陽を意識したキャスティングですね・・・。

本放送当時観た記憶がありますが、内容を憶えてません(^_^;)

▼コロンボ総統のロケ地検索

テキサス殉職前から「噂」まで。
頻出のスナックBONは花園公園のそばだったか・・・・!

ところで、#215でのテキサスが彼女さんに電話をかけた場所。
現在のヒルトン東京のあたりかと。
この界隈は区画整理が入ったようなので激変しているようで(^_^;)

▼#18、トイレの落書き

そうそう、結構ひわいなんですよね・・・・(^_^;)
セットなので、スタッフの「寄せ書き」なのですが、「ショーケン大好き」は気が付かなかった、、、
最近は見なくなりましたが、方々によくああいう落書きがあったものです。

▼#19は#20?

次のサンテレビ放送は#20ですが、カウントは実放送分方式をとるようなので#19となっています。

#19、欠番。ライフルは叫ばないんです(^_^;)

ただ、改めて気付いたのが、話数のみの放送予定表示であれば、当てにしているとお目当て作品を見逃す可能性もあるんだなぁ・・・・サンテレビの場合はサブタイトルを表示しているので親切ですが(^_^;)

▼太陽散財

したくてたまらないのに、ブツがなかなか無い。今年は東京へも行けそうにないですし、貯金が貯まっていく一方で(^_^;)
基本オークションには手を出さない身上なので、これが難しい。。。。
それにしても、竹林監督の遺品の台本について、結構皆さんお持ちなんだなぁ・・・・とも思っている昨今。
ご遺族が処分なさったようなのですが、たしか企画書関係、登場・殉職話台本については手放されていないはずなので、ある程度「収まるところに収まった」感じがあります。

▼特別機動捜査隊

既にアンコールお試し放送があったり・・・・あぁ・・・終わるのか・・・・。
最末期の作品は映画界が関係した話が多すぎる(^_^;)
そんなこんなで戸川刑事に目を奪われているわけですが、#797はこのどんふまりに冬なのに白いスーツに胸ガバチョで決めている石原刑事主演という嬉しいサプライズ。さらに太陽でもおなじみの千野弘美さんが物凄い不幸な役で登板。これ、男泣きするかもなぁ。。。。

サンテレビ太陽放送8/9=ある若者の「禁断の愛」、そしてマカロニの慟哭

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さて、あすの太陽放送です。

サンテレビでは「第19話」放送となっていますが、

第19話(47.11.24)ライフルが叫ぶとき
ゴリさん主演作で、地井武男さん演じる脱獄犯を追う七曲署を描く作品ですが、本放送から、約4年後からの再放送までの間に、当局から「実銃(許可を持った者は国内所有できる)」を使用したことで注意され、それ以来製作サイドで再放送を封印した作品となっています。
ということで、今回の放送はありません。。。。

というわけで、本来の第20話が放送されますので、今後はサンテレビ放送カウントに1話プラスしたものが、実際に放送カウントとなります。


【地上波】
サンテレビ・マカロニ編

8/9(日)
11:30~12:25
ドラマ 太陽にほえろ!(第19話)
サンテレビ1(地上波)

第20話 47.12.01 そして、愛は終った(マカロニ・長さん)

レギュラー:石原裕次郎

      萩原健一
      (関根恵子)欠場

      露口茂
      竜雷太
      小野寺昭
      下川辰平

SPゲスト(友情出演):沢田研二

ゲスト:三条泰子

神鳥ひろ子 千石規子
木田三千雄 有川兼光 増田元男
 
脚本:市川森一

監督:金谷稔

ある夜、指名手配の殺人犯・桑田を張り込んでいたマカロニと長さんは桑田に遭遇したものの、マカロニは殴られ、終いには覆面車まで奪われてしまった。必死に桑田を追ったマカロニは、長さんを置いて走行中の黄色いスポーツカーを止め、運転手の若い男に強引に乗り込み追跡協力を求め、自ら運転し追跡したが、途中で桑田に拳銃を発砲され、スポーツカーはパンクし停止、スポーツカーの持ち主は不意に暗がりの外へ飛び出してしまって、崖から転落してしまい、桑田はそのまま覆面車に乗って逃げ去ってしまう。その場所は既に都会から遥か離れ、埼玉県の川越付近の山中。マカロニは失神した男を担いで山を下り、やっと人里の産婦人科になだれ込んだ。
若い男は失神しているが軽いけがで、すぐに意識をとりもどした。
ボスに留まるように命令されたマカロニと共に産婦人科で一夜を過ごすこととなったが、明日ここを辞めて都会に出るという看護婦とケンケンガクガクがあり、若い男から犯罪捜査についての動機の有り方をマカロニが問答したり、さらに若い男は異常に魘されるなどのことが起きながらも、朝を迎えた。
マカロニが気付くと、若い男と看護婦は消えてしまっていた。院長によると二人で都心へ出たという。
その後マカロニはスポーツカーが頓挫した山中に戻って、地元の警察と現場検証を行っていたが、スポーツカーの持ち主の身分証明証が発見され、若い男は清坂貞文という美大生ということが判った直後、駆け付けた長さんたちがスポーツカーから老婆の死体を発見した。
被害者は川村きよという老婆で、自室のアパートで殺された形跡があったことと、現場に残されていたメガネレンズが清坂のものと一致したことから、清坂の犯行であることは明白だったが、彼は裕福な大学生であり、きよを殺害した動機が不明だった。そんな時マカロニはあの夜に清坂と犯行動機について問答したときに、「血のつながり」だけが信用できるという意味合いの発言をしていたことが引っかかっていた。
そのキヨと清坂に繋がりが見つかった。
きよは10年ほど前まで、清坂の叔母・九条絹子の家でお手伝いとして勤めていた。
マカロニとゴリさんは絹子と面会するが、きよとも清坂とも10年ほど会っていないという。
そのうち、マカロニのもとに例の看護婦から電話が入る、あれ以来ずっと清坂と行動を共にしていたが、自殺するのではないかと心配になってきたらしい・・・・。

特別出演のジュリー氏、初参加の市川森一さんの脚本、結果的に太陽「番組タブー」を具体的形に表してしまったことなど、
昔も今も話題性が大いにある「意欲作」と云っても良いかもしれませんが、
マカロニが初めて「射殺」を経験し、号泣する様が圧巻です。
また、愛情の虚しい部分を知り、不条理でやるせなくなる・・・・マカロニの人生での一つのポイントとも言えます。

それに「血族」しか信じない体は恐ろしく不気味ですが、一方で純粋な清坂という男をジュリー氏が熱演しています。
上流家庭の血を継ぎながら、「禁断の愛」にひそかに溺れ、普段は淡々としていながらも、自分の人生の末路を捜し迷っている様は、なんとも不憫にすら感じます。

無論、マカロニとジュリー氏の清坂の微妙な関係と清坂の深い闇を見るのが本筋なのですが、今回最初からマカロニと組んでいた長さんも見どころだったりします。
これ、そばに長さんが居なかったらマカロニはどうなっていたんでしょうね・・・あの号泣の時にだれも居なかったら、もしかしたら自暴自棄になっていたほどの勢いの焦燥ぶりでしたから。


アクションは抑えめで、全編アンニュイな感じに仕上がっていますが、それがなかなかいいので・・・。

ぶっ通しで観た俺(^_^;)

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暑い、、、
4時間以上PCで動画を観たので、何もかもが熱い・・・(^_^;)

切通理作さんと秋武裕介監督のトークバトル、
『ショーケンの時代~マカロニ刑事編~』
視聴完了。

いやぁ・・・久々に濃い太陽を味わったなぁ・・・。
ちょっと良い意味で意外だったのが、切通さんの語りが物凄く白熱していたこと。
そして、秋武監督がこの15年で相当研究なさったということ。
すばらしい。

今回はマカロニ主演編を紐解く流れでしたが、4時間でも足りなかったような・・・・(^_^;)

切通さんにはまた太陽企画をお願いしたいです。

しかし・・・・秋武監督が高校生の時代にマカロニオンリーだったのを、太陽全体的に引っ張り込んでしまったのは、
小職含めた太陽中毒諸氏の仕業だよなぁ。。。とちょっと責任も感じちゃって(^_^;)
ヒゲの縫い物を何の気なしに観るようになったら、中毒だよなぁ・・・。

とりあえず、書く。2020-8-13

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アシックスが第3四半期赤字見通し、通期でも赤字の見込みとか・・・。
太陽目線からいくと、グリコ森永事件があった後でグリコがスポンサー降板後の救世主という部分があるので、
新型コロナウイルスに負けずに持ちこたえてほしいですね。

暑さぐだぐだ中のけぶでございます<(_ _)>

相変わらず、例年の如くお盆休みはありませんが、なんかテレビをつけると大体がCSI:の一挙放送を見ているのが常で・・・。
しかし、ウルフって最初はあんなにおぼこい感じだったかなぁ・・・(^_^;)

▼『ショーケンの時代~マカロニ刑事編~』
観ながら結構しゃべってた(^_^;)
結論としては、マカロニの成長とショーケンさんの成長が同時に観ることができるのが「マカロニ編」ということで良いと思います。ショーケンさんも裕次郎さんとの「悪い酒=どぶろく(ボス=ブス)」(^_^;)との決別が無ければ、石原プロ作品で主役を張っていたかもしれないというのは、裕次郎さんも罪な人だよなぁ・・・。
ちなみに#36クライマックスのマカロニ「怖かった」は、坂口を裏切るのも、ボスや一係を裏切るのも、自分がボコボコにされるのも含めてのせめぎあいで事件が終わった後のマカロニのむなしさ含めた思いをショーケンさんが表現したものと思いますが・・・。

#20、あの作品がナベプロ影響の最高潮で、それ以後はあの作品自体が「ねじ込み」感が強いので、劇中の挿入歌含めて、急激にナベプロ色が少なくなった気がします。(色々あったのかなぁ。。。)

いつも濃厚なご収集・ご活躍を魅せる、マカロニマカ男氏の今回の活躍も素晴らしかった・・・。


さて、あのお二人にはぜひとも、ジーパン以後も語っていただきたいところです。

図書館って、時間があったら行きたい・・・・でも、定年退職後かなぁ・・・。
田舎の図書館は開館時間が短いので・・・(^_^;)


▼特別機動捜査隊

とにもかくにもびっくりしたのが、石原刑事慰労編の意味合いがある#797。
拘束服姿の石さんから始まり、何ともどす黒い内容ながら、石さんとのちの千野弘美さん演じる末子との泥仕合的な愛情に男泣き。。。。
って石さんの暴走が、あるいみ極まれりという感じで、ラストのキスシーン含め、シュールでもあるし、破天荒だし、かといって特捜隊らしい話でもあり、改めて特捜隊の題材的扱いの懐の深さを感じました・・・。

そして、大人の事情で久々「当番」の矢崎班。桂刑事の頭髪がすっかり伸びて、三宅刑事2回目。こっちもやるせない話で企業犯罪。田中係長の頼りなさ含め、高倉班の話でも通用するか。

日高班最終回#799、これも慰労編、関長さんのプライベートも描かれ(奥方・娘・ボーイフレンド登場)、関長さんと被害者の父親との交流そして悲劇・・・・。
これもやるせなかったなぁ・・・そういえば、田坂刑事と田代刑事のたんぼコンビは同格というのが会話で判明。

そして三船班最終回の#800、かつてビデオ化されたという。
いきなり元鷲見刑事が登場してビックリしましたが(^_^;)、石さんも何事も無かったように捜査参加。
特捜隊らしい「ああ夫婦」・・・しかし、これが三船班の最後か。。。。しかし、特捜隊好きには水木梨恵さん登場で帳消し?

来週はとうとう最終回。
「浮気の報酬」というからいつもの感じかと思いきや、妻の浮気に逆上し殺人を犯したサラリーマンの逃亡劇で立て籠もり発生、田中係長も制服を着用し現場に出張るなどの派手さがあるようです。

しかしなぁ・・・関長さんにしても、石さんにしても、長年特捜隊を引っ張ってきた功労者であり、
これでサヨナラは惜しいよなぁ・・・。
伸びしろはまだまだあったキャラクターだったので。

とりあえず、書く。2020-8-14

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暑いのでとろけているけぶでございます<(_ _)>

▼パリロケ
ボギー殉職を充てるとの噂もあったパリロケ編。まだメジャーとは言えなかった長塚京三さんゲストなので、現在の目からすると豪華な感じですが、なんとも地味に感じ、かつ何となく修学旅行的な感じがして、本放送当時はあまり観るのが乗り気ではなかったのですが、いまでは結構気に入っちゃってます・・ゲンキンなもので(^_^;)、リゾート気分が味わえます。
初の海外ロケである豪ロケと実は話の構造やアクションについては、こっちの方が複雑だし盛りだくさんだし、金もかかってるはず。
唯一違うのは、豪ロケは主役のヒゲボンコンビに感情移入できるのですが、パリロケについては完全なるチーム編なので、その辺りが散漫となってしまうところでしょうか。
だったらハワイロケはどうなんだ?という事になるかとは思いますが、あれは不可抗力・・・・もとい、ボスの屋外での活躍も観られるし、ガラの悪いトシさんも観られるし、そのほか別な意味でツボにはいることが多いので・・・(゜o゜)

▼CSI:
放送20周年を期にベガスが復活する噂が現実となってきたようで、コロナウイルスの影響で撮影が順延しているようです。
ただ、新シリーズともスペシャル版ともとれる報道だなぁ、、、
グリッソムとサラには出演交渉しているようですが、既に新キャラ5人の人物像が明らかになっています。
ラボのリーダーはシングルマザーのマクシーン、地元出身でレベル3のジョシュ、レベル2の天才肌アリー、同じくレベル2の理系オタク・クリス、主任検死官のヒューゴ。
むむむ・・・サラは主任の座を捨てたわけですからいいとして、グレッグやモーガン、それにリンゼイはどうしたんだ?

▼マシンX
とうとうトミカリミテッドヴィンテージ1/64で西部署のマシンXがモデル化されるそうです。
年末発売予定。
やっぱりマシンXは小職の中で別格なんですよね・・・・。

トミカリミテッドヴィンテージ ネオ 1/64 LV-NEO 西部警察 Vol.23 マシンX (メーカー初回受注限定生産) 完成品

山さんは何処へ・・・(^_^;)

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ツイッターネタです。

まず、優作さん誕生日フォトに露口さんが不在。
#66の撮影時ですが、他のフォトにも露口さんは写っていない。
裕次郎さんは既にネクタイをはずしているので、撮影の合間ではなく終わっていると考えられるので、
当時、掛け持ちの嵐だった露口さんは、既に次の現場へ行った・・・というのが落としどころですね。

露口さんの場合は、結構こういうパターンが多いので、あまり気にならないです(^_^;)
パーティ不在とか、地方・海外ロケ不参加についても、飛行機嫌いのほかにこのような要素も複合していたものと思います。
なので、名古屋ロケ参加(#571)とか、「酒井宏のうわさのチャンネル」での裕次郎さん追悼特集に露口さんが参加された時は驚いたものです。

また、本編についても、セットのみの参加とか、ある一部分での参加とか、それこそショーケンさんの参加パターンに見られるような傾向があり、
#30も主役の#29との同時撮影で、スケジュールの関係からか#29に重点を置いて、#30は出張先からの電話シーンのみとか、#72はセットロケのみ参加とか、セットロケのみの参加は裕次郎さんと同じで多いですね。

そして特殊なのが#430「東京大追跡」。
しげさん仰る通り、山さんは一係部屋で電話を取り、出かけていく一瞬のみの登場。ナーコもクレジットがあるものの欠場。
というか、Aポジシーンが皆無。ボスも取調室シーンと不自然な一係部屋でのドアップ満載で衣装も同時撮影の前回#429のメイン衣装(通常は変える)。#429では普通に撮影されているのに・・・(^_^;)
ひょっとするとこれが噂の「C班」撮影なのか。。。。(スタッフの人員をみるとA班に見える)
しかし、一係部屋シーンが不自然なので、ひょっとすると何かの事情で取り直したのか(ボスカット自体がボスのみをクローズアップするような意図が見える)。たとえばセットシーンとロケシーンが繋がらないような変更があったとか・・・・。
妄想が膨らむ・・・・(^_^;)


渡哲也さん、ご逝去・・・・お疲れ様でした・・・・・

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渡哲也さんが、8月10日に肺炎で死去されていたことが発表されました・・・・・・・。
78歳、若いですよね・・・。

ちょっと、信じられない。
なので、実感がわかない・・・。

だけど、どこかで何となく・・・・ひょとしたらというものがありました。
石原プロの実質解散の発表時もそうでしたが、
最新の松竹梅のCM、あれを観るのが本当に辛かったです。
(なので弊ブログにもそのことについて書きませんでした。)

渡さんがいなければ、裕次郎さんが芸能界に残ったかどうかは微妙なところだったろうし、そうなれば太陽だって生まれなかったかもしれない。
そして、太陽最後の危機を助っ人してくれたという恩も小職は忘れていません。

なによりも、渡さんが演じられる、粋だけど無骨でもある男気の強い様々な役柄はどれも男であれば共感できる部分がある庶民性も持ち合わせながら、間違いなく「スター」であったという、雲の上の人なんだけど、身近でもあるという感覚って、そういうものを醸し出してくれる希有な人でした。これは裕次郎さんも同じだったと感じています。

只々、渡さん主演の映画を、渡さんの手で制作できなかったは本当に悔やまれる・・・・

書くことがまとまらないです。

心からご冥福をお祈りすると共に、
本当に感謝しています・・・・・・

あぁ・・・・寂しい・・・・。

渡哲也さんが紡いだ、ボスイズムを継承した橘警部像

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☆橘 兵庫 警部 渡 哲也
(706話~最終回)
 ボスと鮫やんの城北署時代の後輩で、ボス不在の一係の助っ人係長として自ら上層部に申し出て着任。
丸暴出身のかなりの敏腕警部。輝かしい実績を挙げている。無口だが、部下を見る目は温かい。藤堂が復帰したことにより、本庁へ戻る。

うちのキャラクターリストに掲載している渡さんの橘警部紹介です。
橘警部登場から34年後の夏に渡さんが鬼籍に入られてしまった・・・・。

報道ステーションの一般の方へのインタビューにて、渡さんが太陽に出演していたというニュアンスの回答をしていた為、渡さんは太陽には出演していないと断言する人が出てきて、夫婦喧嘩も起きているとか・・・

確かに、出演自体がイレギュラーな緊急レギュラー登板で、裕次郎さんの体調と渡さんのCM出演等の問題のワンクールと終わってしまったため、結局は太陽終了を結果的に決定する一つの切っ掛けともなっています。

ただ、あの時期・・・・裕次郎さんが「太陽降板」の意思をしっかりと表明してしまったところで、番組の核が不在になったことは観ている方も非常に不安になったものです。小職としては、渡さんの登板は実は一番理想的な形ではあったのですが。

そして、渡さんが太陽で体現した橘警部は、これもまた理想的なボス代理でした。
おそらく、ボスが半年程度であれど濃密な時間を過ごしたであろう城北署時代の後輩で、本庁の警部まで出世したのにもかかわらず、七曲署の藤堂体制を崩したくないというか、ボスの城を守りたいという一心で出世コースを棒に振りかねない、ボスの代行として七曲署に赴任。
渡さんの石原プロ入社時に重なるような人物像、そして全てを語らない橘警部に、礼を言うトシさん。
物語でいちいち説明しなくとも、報道等の裕次郎さんと渡さんの動向を重ねながら当時の視聴者は恐らく察したであろうと思います。
かといって、渡さんはちゃんと橘警部を演じていて、これは裕次郎さんも同じなのですが、そこになかなか他の人では表現できない微妙な部分があって、現実的な演者の動向と重なって、リアルに感じたものです。
それに、まだまだ「黒岩+大門」のイメージが強烈に付いていた渡さんとしては、そういう意味、渡さんも視聴者も不安だったところはあったと思います。それを見事に「団長」とは違う、敏腕刑事・橘兵庫を演じられていたと思います。
恐らくこれは、『大都会 闘いの日々』の黒岩のその後という考え方もあったかもしれない。橘警部も丸暴出身ですからね。

渡さんにしてみれば、やりにくかったと思いますし、あの「イス」はボス=裕次郎さんのものだったから、それに敢て短い間でもしっかり座っていただけたということは、太陽中毒としては非常に有りがたいことでした。
これは、奈良岡朋子さんにも言えることです。

強烈な「時代」が終わったんだなぁ・・・

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一夜明けて、コンビニに買い物に行って、あぁ・・・やっぱり現実だったんだなぁ・・・と。



渡さんは大スターであるのと同時にリーダーでもあって、それが、唯一無二の存在感を醸し出しており、小職は無条件で魅了されたものです。
それにそれこそ「無頼」的な雰囲気も醸し出しており、一方で粋な部分を持っている、かつ、ナンバー1も出来るし、ナンバー2も出来る(簡単にいうと、戦隊シリーズの赤も出来るし青もできる)。そういう希有な方だったと思います。これは渡瀬恒彦さんにも言えたことですが。

石原プロの企画にも、テレや葛藤はあるものの、挑むとなれば正面から取り組む姿勢は尊敬すべきところですし、それも最近の日本人の心意気という部分では少なくなってきた人物像かとも思います。

そういった面で、なんというか・・・支えが無くなってしまったという感覚があります。

渡さんの広い交際の賜物か、様々な方面から今回の訃報に接したコメントが寄せられています。日産自動車からも。
ただし、もっと親密だったとか、渡さんに対し思い入れがある方のコメントはあまりない状態ですね。
高橋英樹さん・吉永小百合さんは日活OBの代表といった位置からだと思います。
今朝の良純さんは辛かったでしょうね・・・「身内」としては、あまり語りたくないけれども、仕事としては、「身内」が語らない代わりを勤めなきゃならないところはあるでしょうし。

しかし、舘さんが気がかりですね・・・・

サンテレビ太陽放送8/16=マカロニが偶然出会ったグーなひとの危機!

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さて、あすの太陽放送です。

【地上波】
サンテレビ・マカロニ編

8/16(日)
11:30~12:25
ドラマ 太陽にほえろ!(第20話)
サンテレビ1(地上波)

第21話 47.12.08 バスに乗ってたグーな人 (マカロニ)

レギュラー:石原裕次郎

      萩原健一
      関根恵子

      露口茂
      竜雷太
      小野寺昭
      下川辰平


SPゲスト(特別出演):星由里子

ゲスト:勝部演之 江見俊太郎
石山雄大 露原千草
神弘予 遠藤義徳 池田勝美 高橋義治 大宮幸悦 柿木恵至 野本博 芦田昌子

脚本:鴨井達比古 小川英

監督:山本迪夫


シンコにデートの約束を仕事の為キャンセルされたマカロニは、むしゃくしゃしながらなんとなくバスに乗り込もうとすると、今度はバス料金の小銭が見当たらない。そんな時、不意に傍にいた美女から拝借することができた。
マカロニはその美女が気になって仕方なくなり後をつけてしまうがまかれてしまう。
しかし、あるデパートでおもちゃ売り場で買い物をしている彼女を見つけたが、マカロニのほかに彼女を尾行している男に気付く。
その場でやっと彼女に話しかけることに成功し、彼女の買い物の御伴を申し付かったマカロニは、彼女・寺沢彩子がカメラマンだということを知る。
しかし、彩子を尾行していた男には逃げられてしまう。
彩子の自宅まで付き合ったマカロニだったが、次のデートに誘う際に、自分が刑事だと告げると悪い冗談と解釈した彩子を怒らせてしまう。
彩子がファッション誌の撮影を終えた後、マカロニがパトカーで乗り付けてきた。
目を丸くする彩子だったが、やっと刑事であることを信用したが、実はマカロニを痴漢だと思い昨日撮影したマカロニの写真を警察に届けようと思っていたということだった。そんなやり取りをしている最中、マカロニが急襲され、例の写真と財布を盗られてしまう。
更に翌日にはパトカーの私用について、ボスからこってり脂を絞られてしまう。
そんな中、マカロニを襲った男が乗り去った車が神谷商事という不動産屋の所有であることがわかったが、神谷は盗まれたのだという。
ただ、マカロニは自分が襲われたのではなく、出会った日から男の監視の目があった彩子の方が実はターゲットではないかと考えたが、確証が無い為ボスに捜査を却下された。しかし自分が襲われた事件の被害届を出して自分で捜査することとした。
そんな騒動を傍で聴いていた山さんは、神谷のことが気になった。
そして、半年前の終戦記念日に発生した大川という不動産屋殺しを突き止める。
その時神谷は重要参考人だったが、当日は九州に居たというアリバイを崩すことが出来なかったのだという事だった。
何故、彩子は神谷に付け狙われるのか?
彩子をガードするマカロニだったが・・・・・・


改めて考えると、マカロニのロマンスでまともな話というのは初めてなんですよね。
11話は山さんの奥さんとデートを妄想するだけだし(^_^;)
シンコが居るので、その辺りは積極的に描かなかった感じですが、今回は職権を濫用してまでも色々と行動するマカロニ(^_^;)
星由里子さんが特別出演、マカロニのターゲットになってしまうわけですが、マカロニは手中で転がされている感じ。

個人的には好きな部類に入る作品です。
ロマンスあり、サスペンスあり、爆破(あのショボさがいい・・・)あり。
というよりも、マカロニの魅力が意外に発揮されている一編といった方が良いかもしれません。
多分、前回の裏返し的にこの話を持って来たんでしょうね・・・前回はちょっと救いようがない話だったので。

サンテレビ太陽放送8/22=長さんの娘、良子は何をおもう・・・・

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この一週間は、なんとも放心状態というか・・・・。
ちょっと夏疲れな部分はあったりするのか(^_^;)、なにしろ寝落ちがひどい。。。
特捜隊も完結しちゃったし。。。。


さて、あすの太陽放送です。

【地上波】
サンテレビ・マカロニ編

8/23(日)
11:30~12:25
ドラマ 太陽にほえろ!(第21話)
サンテレビ1(地上波)

第22話 47.12.15 刑事の娘 (長さん家族)

レギュラー:石原裕次郎

      萩原健一
      関根恵子

      露口茂
      竜雷太
      小野寺昭
      下川辰平

セミレギュラー:西朱実 井岡文世

ゲスト:千波丈太郎
平野康 幸田宗丸
三上剛 中島元 上田侑嗣
 
脚本:長野洋

監督:山本迪夫

その日、野崎家は長さんと娘の良子と二人っきりで食事をすることとなっていた。
しかし良子は、自分の交際相手である石川がチンピラたちに襲われ、逆に石川がチンピラの一人である吉井をレンガで殴ったのを目撃してしまう。
長さんが帰宅したのが早く、後に良子が帰宅して食事をしたが、黙り込んだ良子の様子が長さんは気になっていた。そんな時、吉井殺害の報せが長さんにもたらされた。殺害現場は大蔵署管内であったが、吉井は七曲署管内で銃砲店を襲った容疑者だったので、大蔵署で確認を取った。
吉井は、頭を殴られたうえ絞殺されていた。さらに長さんが気になったのは吉井が長さんの住む団地の近くの公園で殺害されていたこと、死亡推定時刻はちょうど良子が外に出かけていた頃という事だった。
また、吉井は殺害された大蔵署管内には土地勘が無いとみられ、犯人か共犯者がこのあたりに関係していることが考えられた。
長さんが出かけた後、良子は石川の自宅に急いで行ったが、石川は身をひそめ良子と接触しようとしなかった。
そのうち、石川が補導歴があり、かつ吉井と口論していたことが判明、捜査陣は石川も銃砲店強盗の一人として考えた。
長さんは良子が前科がある石川と交際していることが許せなく良子を叱ったが、良子は石川の前科は相手が先に殴り掛かってきた為の正当防衛だと反論した。
長さんは翌日、体調不良の為休暇をとったが、ボスは長さんが仮病を使ったと断言、今回の事件は長さんの居住地域で発生していることと、石川が良子とほぼ同年齢であることに注目、ゴリさんたちに野崎家の様子を見てくるように命令したが・・・・。

初の辰平さん(長さん)単独主演作ということで、山本監督が気合を入れた作品(その気合故、同時撮影の#21主演のショーケンさんが嫉妬したとか・・・(^_^;))ですが、脚本もメインのおひとり長野さんとこちらも気合入ってます。
それに、野崎家の康江・良子の初登場でかつ良子は主役ですから、太郎フェチ諸氏にも非常に興味深い話です。
山さんにしても長さんにしても「家族」は弱みな部分もあるのですが、最終的には支えになっているんですよね。
今回初回ながら設定が完成しているような感じです。
しかし、その初回から良子と先輩男子との友情と云うか微妙な「題材」を扱って、かつそれに翻弄される父親・野崎太郎の葛藤も切実な感じがして、何気に目が離せなくなる逸品です。

オマケとしては長さん含め、一係のメンバーはボスに対しての嘘がヘタだというのが表面化します(^_^;)
(次回もしかり・・・)

今回は残念ながら長さんの息子・俊一は登場しません。#40の台本には登場していましたが、本編では登場せず、#81にてやっと登場。
キャスティングに苦慮したのかもしれません(^_^;)

ところで、#21から七曲署外観については変更されており、初代は旧渋谷区役所(当時は東電所有)でしたが、今度は成城警察署(当時)を使用していたようです。そして#24からは最後まで使用される上用賀の海上自衛隊 東京音楽隊官舎に変更されますので、急なことだったのかもしれません。

河原崎次郎さん、ご逝去・・・・・・

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河原崎次郎さんが7月にご逝去、享年79歳。
所属されていた俳優座が発表しています。

ご冥福をお祈りいたします・・・・・・。

前進座を創設した河原崎長十郎の子息三兄弟の次男で、1951年デビュー、1964年俳優座に入り。
俳優座の「花の15期生」のおひとりでした。
確かに凶悪犯など凄みにある役柄が多く、癖のある役柄が印象がありますが、害のない善人役や気弱な役もそつなくこなされており、太陽ご出演2作はその両極端な役を演じられました。

#338 愛と殺人 ・・・ 吉本健三  ロッキー憧れのキャメラマン
#671 野獣 ・・・宮崎守 トシさんとの気迫合戦に一度勝利する凶悪犯

渡さんとも同年代、気が付くと、河原崎兄弟も建三さんを残し、「花の15期生」も半数近くが鬼籍に。

寂しいですね・・・・

サンテレビ太陽放送8/30=刑事を辞める?妻の危機に山さんの決意は・・・

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とにかく暑くて参っているけぶでございます<(_ _)>
書きたいんですけど、あまりにも暑すぎて動きたくないし、
PCも熱いし、、、、

さて、あすの太陽放送です。
そういえば、明日はジーパンの命日か・・・・。

【地上波】
サンテレビ・マカロニ編

8/30(日)
11:30~12:25
ドラマ 太陽にほえろ!(第22話)
サンテレビ1(地上波)

第23話 47.12.22 愛あるかぎり(山さん夫婦・ゴリさん)

レギュラー:石原裕次郎

      萩原健一
      関根恵子(欠場)

      露口茂
      竜雷太
      小野寺昭
      下川辰平


セミレギュラー:町田祥子

ゲスト:根岸一正
 中川加奈 弘松三郎
 鷹市太郎 奥山正勝 遠山智英子 新井一夫 

脚本:永原秀一

監督:金谷稔

賭博摘発に駆り出された一係だったが、乱闘の中で殿下が拳銃で撃たれ重傷を負ってしまう。
そんな殿下の手術時、山さんは妻・高子の手術に立ち合えなかったことを想い出していた。
高子の病状が手術をし、退院までこぎ着けたが、正常に戻ったとは言えない状況で、再発は生命の危機を指していた。
さらに主治医から、山さんが危険な刑事生活から離れることが望ましいと意見される。
殿下はなんとか命拾いをして、非番の山さんは高子を伴って外出することにした。
山さんは刑事を辞めるための新しい就職先を叔父のところへ相談に行くためだったが、高子にはそれをぼかしていた。
しかし、薄々山さんの真意を悟っていた高子と街を歩いていると、フーテン風の若者たちの恐喝現場に遭遇する。止める高子を振りきり、割って入った山さんだったが、高子が人質にとられてしまう。
高子の身を案じた山さんは非番の身なので見逃すというが、フーテン達は聞く耳を持たず、高子にナイフを向けたまま連れまわす。
その様子を偶然目撃したゴリさんが合流したが、山さんは署に連絡しないで自分たちで解決するようゴリさんを説得した。
そのうちある倉庫に籠城したフーテン達は山さんに無理難題を押し付ける。
一方、フーテン達の素性などを調べるため現場から離れたゴリさんは署に戻ったが、ボスに悟られてしまう・・・・・。

家族ネタが続きます、今回も名作ですね。
山さん=露口さんが本物の「地面に落ちた食べかけの泥の付いたリンゴを芯まで頬張る」という有名な凄いシーンがあります。
プロデューサーの岡田さんは未だにこのお話をなさいますので、作り手の方としても非常に印象深い話だと思います。
それに、ほぼこの辺りで露口さんの山さん像の基礎が完成した感じもあり、ストイックな部分が今回は強調されます。

レギュラーについては山さんとゴリさんが主で、殆ど他のメンバーは活躍しないというところは異色と云えると思いますが、
これもスケジュール調整回だと言え、マカロニはラストで派手なシャツとマスク姿のみの登場です。
また「見え透いた嘘」を付き、髪が伸びじじみする(^_^;)ゴリさんにも注目です。

ロケが新宿から、江東区枝川まで及びます。

太陽にほえろ!COMPLEX.1(スコッチ編)改訂再頒布開始

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太陽愚連隊からのおしらせです。

太陽にほえろ!COMPLEX.1(スコッチ編)(旧大全集Ex.COMPLEX)



頒布開始です。

2011年頒布、旧大全集Ex.COMPLEXの復刻版です。
「大全集6」の記事をデジタル入稿による精密再録、未収録記事を収録。
スコッチ刑事の初期カラースチールを可能な限り修復。

改訂内容:一部、記事を差し替え、拳銃、ロケ地写真も追加。

B5 40ページ 頒布額400円(送料200円)

お問い合わせは、直接ペッパー先輩へ。
taiyo1987@live.jp
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