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Channel: 「太陽にほえろ!」当直室 仮設日誌 PART2
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太陽放送予定20160509

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作曲家・冨田勲さんが5月5日に死去 84歳。
数々のサントラを手掛けられて、現在も精力的に活動されていた印象だったので驚きました。
ご冥福をお祈りいたします。
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 ところで、向う一週間の太陽放送。
全国的に見ると、
殉職編、特別編、慟哭編、アクション編、かなり入り乱れています。
次の日曜日、ファミ劇はテキサスからゴリさんまでの殉職編、『笑点』歌丸さん司会引退。(ゴリさん殉職編SPとダブるようですが)
コウラクです・・・・爆笑しました(^_^;)

【CS】

▼ファミ劇HDリマスタ テキサス&ボン編 再放送
とうとう、200話突入なので、特別作・記念作の連発になりますが、前期太陽の総決算にも入りますので、悲劇がそれなりに入ってくるのが滅入る部分ではありながら・・・それでも見応え有り過ぎの力作・名作が連発します。

第199話 51.05.07 女相続人 (ボン・山さん)桃井かおり/松川勉 梶哲也

ビルから転落死した建設会社の社長、その死に他殺の疑いを持ったボンと山さんは聞き込みで若い女性がビルから逃げていたことを知る。やがてその女性が社長の隠し子であり、最近その社長に認知を迫っていた圭子であることがわかり、ボンは圭子をがっちりマークするが、圭子の不思議な言動や行動に振り回されてしまう・・・・その間に山さんは死んだ社長を巡る遺産相続の裏を捜査していた・・・。
桃井かおり氏が約3年ぶりにゲスト出演、前回の不思議ちゃんだった部分から、かなり大人びた感じへ変化しており、ボンを惑わせるのには非常に大物すぎる感じが、かなり良い感じで絡んでいるところがいいですね。
ただし、いつもの惚れっぽいボンとはちょっと違って、殆ど圭子に対して疑念を持ったスタンスだったのが・・・・おっと、ネタバレになりますね(^_^;)

桃井さんと共に優作さんのお友達関係の俳優さんもゲスト出演されます。

今回自動車事業部トピックスとしては、久々の新車、ブラウンのスプリンター・クーペ1200XLの登場があります。
フルホイールキャップ装着と地味な車両でありながら、ヘッドランプカバー装着というアンバランスさが、自動車事業部諸氏には非常に堪らないツボになっていると思います。


第200話 51.05.14 すべてを賭けて (ゴリさん)小林昭二 佐藤京一 西田昭市

ゴリさんと道代の結婚式が間近に迫ったころ、あるホテルで男が殺される。
人の出入りの状態から、ホテルの宿泊者を調べると「小林政治」という男が泊まっており、殺された男と接触していた形跡があった。
ゴリさんはその名前に見覚えがあった。
その政治は道代の伯父と同姓同名だった、さらに政治は広島から出張で上京しているという。
ゴリさんは、道代の目の前で政治を署へ連行するが・・・。

#122より実に1年半、色々な事が起きながら育んできたゴリさんと道代の恋愛最終章は、なんと道代の伯父の犯罪という要素で引き裂かれてしまいます・・・。
刑事の仕事は天職だけれども、自分の全てを理解してくれる道代はその当時のゴリさんとしては人生の全てを賭ける存在であったため、ボスに刑事を辞めることを申し出、ボスはそれを快諾します。
一方道代はゴリさんの全てを解っているからこそ、刑事の職を取り上げることができないと自ら身を引きます。

それらのやりとりが泣けて泣けて・・・。

事件はいったん政治はシロだということになるのですが、思わぬ展開になったり・・・。
その政治には太陽にこれが唯一のご出演となる、小林昭二さん。

ゴリさん、道代、そしてボスの人間性に感動する、太陽200回記念作です。



▼ファミ劇HDリマスタ 初放送 ボギー編(後期突入)
激動の1982年を終え、1983年に突入。竹林監督最終作、太陽本編では久々の裕次郎さん屋外アクションと緊張感ある#538、トシさんの「北北西に進路を取れ」的アクション編#539。「ココガオマエノシュウテンダ・・・」


第538話 58.01.07 七曲署・1983 (ボス・山さん)内藤武敏 北村総一郎 奥野匡 ☆西山署長最終回 

中年の男性がホテルから転落死した。
死亡したのは西井という建設会社の経理部長でなぜホテルに宿泊したか不明であったが、調査の結果末期がんを患っていたことが判明するものの、ホテルの部屋の状況や西井の服装などから、自殺として片付けるには疑問が残って捜査を開始しようとしたボスに西山署長から呼び出しが掛かった。
署長室には地方検事の田島が西山と共におり、田島の話で西井から5年前の贈収賄の件で内部告発を受けており、死亡した次の朝にあのホテルで物的証拠を受け取る手筈になっていた。
贈収賄事件の時効も明後日に迫っており、田島は徹底的に調査するようボスに強く要請する。
さらに聞き込みの結果、西井と何者かが部屋で口論していたことが判るが、証言者が外国人だったため内容まではわからなかった。
現場の状況や証言から西井は「何者か」を迎え入れたと考えられたため、西井の身近な人間が事件に関係していると推理、西井の部下である久野課長にボスたちが着眼する。ホテルを聞き込みすると変装した久野らしき男が偽名で宿泊していたことが判った。
山さんとラガーは久野をマークするが、歩く久野を突然山さんが突き飛ばし緊急逮捕してしまう。
山さんは久野が刺客に襲われそうになったのを防いだのだが、ラガーにも気付かなかったほどだったため、何の証拠もない。
久野の取り調べをじっくり始める山さん・・・・。
サブタイトルである「七曲署・1983」はおそらく太陽としては激動の1982年を終え、新たな年を迎えたぞという気合いが感じられます。難しい事件を引き受けたボスと、人命を守る為に処分覚悟で「暴走」する山さん、その二人の信頼関係が描かれ、どちらかというと若手と殉職する予定のメンバー中心だった1982年の作風の反動からか、改めてボスと山さんの存在感を新年に表明するという結果になっています。
また、体調を考慮していたため、屋外ロケやアクションをセーブしていたボス=裕次郎さんがちょっとした屋外アクションを披露して、話題になった作品でもあります。

本作品が竹林監督の最後の作品、私の記憶2つあって、本作と#536の撮影時に倒れられたか、その後#544、#545の撮影時に倒れられ、堀内監督が昇格したか、どちらかだったと思いますが・・・。


第539話 58.01.14 襲撃 (トシさん)勝部演之 森幹太 早川雄三 

太陽中毒御用達のアクション巨編(^_^;)、トシさんの危険な旅(決して散歩ではありません)が繰り広げられる#539。

記者の友人の出版パーティが群馬の水上で行われることになり、トシさんはレンタカーを借りてスピーチを練習しながら向かっていると、一台のトレーラーが明らかにトシさんの車の走行を妨害してくる。
途中で外国人のヒッチハイカーを乗せたものの、同じトレーラーがいつまでも付いてくる。
トシさんは意を決してトレーラーに詰め寄ろうとするが、外国人が拳銃を抜いた!
車中でもみ合うトシさんたちだったが、車が崖下に転落してしまう・・・・・・。

正月作品第二弾ということで、派手なアクション編を切望していた地井さん=トシさんが主役を張ることになります。
いままで「大人」な主演作が多かった中で、トシさんがサバイバルにも対応できるというのを表明した作品であり、太陽中毒にはネタの宝庫にもなっている秀作です。
1983年正月編の一環で、主役がトシさんというのは当時としては結構「冒険」だったと思います。
何しろここまでのトシさんは地味な感じで推移していたので、突然のアクション編に当時は少々面をくらってしまったところもありました(^_^;)
太陽加入するときにはもうちょっとアクティブな刑事像を抱いていた地井さんが実現したいと切望していたような話が、かなり派手な形で実現しています。

ほぼオールロケで、新宿から群馬県水上(現:みなかみ)町温泉まで河南署時代の友人である記者の出版パーティに向かうトシさんの借りたレンタカーをスピルバーグ『激突』ばりにトレーラーに襲われたり、外国人ヒッチハイカーに襲われたり、レンタカーを失い徒歩で水上に向かうトシさんにヘリコプター・爆弾・刺客が襲いかかります。
これといった襲われる理由が思い当たらないトシさんでしたが、ここまで大規模に仕掛けられた罠に過去にあった不幸な死を思い出していき・・・トシさんの知らないところでの「井川刑事」が政界人を脅迫していたという事も明らかになります。


▼殉職刑事SP 第一週
始まりますね、殉職編SP。今週はマカロニ・ジーパンのみです。

第52話 48.07.13 13日金曜日マカロニ死す(マカロニ・山さん)上野山功一 松風はる美 弘松三郎 車邦秀

タレコミ屋徳岡からの情報で、拳銃を持っている男たちが居る店に向かったゴリさんとマカロニだったが、拳銃に弾を込めていなかったゴリさんは腹部を撃たれ、犯人は逃走してしまう。
重体に陥ったゴリさん、犯人を逮捕しようと躍起になるマカロニは徳岡に犯人の事を詰問するが、山さんに力強くで静止され、2人は対立してしまう。
やがて犯人たちにたれ込んだのが徳岡だとバレてしまう。
そんな朝、マカロニが雑魚寝していた「宗吉」に徳岡から電話が入る。犯人の居所を教えるというのだ。警察関係者ではっきり犯人たちの顔を目撃しているのはマカロニだったのと、臆病な徳岡がマカロニに協力することも考え難いことから、犯人たちの罠ではないかと思うマカロニ。しかしマカロニはその罠に乗ることにした。ただし、ボスたちに状況が解るように小型ハンディ・トーキーをしのばせて。
無線から流れてくるマカロニの状況を聴きながら、マカロニを追跡するボスたちだったが、状況はひっ迫していく・・・やがて銃撃戦が始まって、弾切れになるマカロニ・・・!

本来であれば生存していたマカロニが、ショーケンさんのたっての希望で死を持って降板ということになり、刑事ドラマ殉職編の走りとなった名作。
脚本の小川さんも単独で一気に書き上げたと振り返っておられました。
瀕死状態に陥るゴリさん、マカロニを救おうと血眼になって覆面車クラウンのハンドルを握る山さんが繰り広げる壮絶なカーアクション。
絶体絶命の危機を乗り越えた後に訪れた悲劇・・・・。


第111話 49.08.30 ジーパン・シンコ、その愛と死 (ジーパン・シンコ)手塚しげお 皆川妙子 石井宏昭 ☆宗さんも最終話

城西署管内で拳銃不法所持のチンピラ・会田を逮捕したジーパン、警邏の警官に会田を引き渡す。
その直後、ジーパンはシンコにプロポーズし快諾を得る。
一方、会田を護送中だったパトカーの中から警官の遺体が発見され、会田が消えていた。
シンコは退職届を提出したものの、2人の結婚については宗吉が「刑事」だからということで断固反対、誰の意見も寄せ付けなかった。
会田を調べるジーパンは婚約破棄などで自暴自棄になっていたことを知り、何となく同情してしまう。
さらに会田が警官殺しという暴挙に出たのは「暴力刑事」として名高いジーパンのせいという声も出てくる。
しかし、その件については山さんの調べで竜神会が裏で糸を引いていることがわかり、会田は利用されているのではないかと思われた。
その直後、会田はスーパー強盗を働き、ジーパンは現場に駆けつけるものの拳銃を発砲できず取り逃がしてしまう・・・・。
婚約、犯人への情に対しての迷い、今まで「無頼」で通してきたジーパンが全く考えていなかった部分での迷いが生じてきます。
周囲がそれを理解し、ジーパン自身がその迷いに真摯になって向き合おうとしていた矢先にありえない悲劇が起きてしまいます・・・・。

クライマックスの壮絶な銃撃戦、太陽では珍しい西部劇的に「バッタバッタ倒す」ものですが、これは現場で優作さんと山本監督が決めた事のようです。
太陽第一期の終焉にハナさんも#52以来1年ぶりのご出演、石原プロの面々もゲスト出演され盛り上げます。
太陽のみならず、他の刑事ドラマの殉職編の実際的なモデルケースになった本作を是非ご堪能ください。



5/12(木)
6:30~7:30
太陽にほえろ!HDリマスター版#199女相続人
ファミリー劇場HD(CS)

5/12(木)
7:30~8:30
太陽にほえろ!HDリマスター版#200すべてを賭けて
ファミリー劇場HD(CS)

5/13(金)
6:30~7:30
太陽にほえろ!HDリマスター版#536死因
ファミリー劇場HD(CS)

5/13(金)
7:30~8:30
太陽にほえろ!HDリマスター版#537赤い憎悪
ファミリー劇場HD(CS)

5/14(土)
15:00~16:00
太陽にほえろ!HDリマスター版#538七曲署・1983
ファミリー劇場HD(CS)

5/14(土)
16:00~16:55
太陽にほえろ!HDリマスター版#539襲撃
ファミリー劇場HD(CS)

5/15(日)
16:10~17:05
太陽にほえろ!HDリマスター版【殉職刑事SP・マカロニ(萩原健一)編】#52
ファミリー劇場HD(CS)

5/15(日)
17:05~18:00
太陽にほえろ!HDリマスター版【殉職刑事SP・ジーパン(松田優作)編】#111
ファミリー劇場HD(CS)





【地上波】

▼テレ玉 テキサス編
殿下のやさしさが、粗暴に見えた脱獄犯の真心を開放していくという、大山のぶ代さんらしい脚本ですが、それまでの過程が殿下らしく散々な目に遭ってしまうという、このころの「殿下らしい主演作」であります。
当時は悪役もこなしていた前田吟さんのギラギラした熱演も見どころながら、ビルの一室に閉じ込められた刑事と脱獄犯の関係性の変化というところも見ごたえがある傑作です。

第154話 50.06.27 自首 (殿下)前田吟 真川知子 木田三千雄

殿下が偶然その男・田川の姿を見たのは、ある交差点だった。
横断歩道をわたっているときに小学生の女の子と体が触れて女の子が倒れたのを抱きかかえて泥をはたいてやっている男の顔が、無性に優しかったのが印象に残ったからである。
一方、七曲署には甲府刑務所を昨夜脱走した殺人犯の手配依頼が来ていて、どうもその男は通行人を装って返送用の服を奪っているらしい。
脱獄囚の写真を見た殿下は、偶然見た男だったことに愕然とした。
田川は6年の刑期であと10ヶ月で出られるところだったのに無理に脱獄したのは、なにか特別の理由があったとしか考えられない。家族は母親と妻、それに小さな女の子が七曲署管内に住んでいるが、妻の明子は田川の兄貴分・大沢と一緒に暮らしているという。
やはり、大沢と妻への復讐から脱獄したのだろうかと考えられた。
殿下は明子を尾行して、ついにスーパーマーケットで彼女を待ち受ける田川を発見するが、一瞬の差で明子の妨害で取り逃がしてしまう。
殿下に追われた田川はビルの地下にあるボイラー室に逃げ込み、ナイフを振りかざして反撃してきた。殿下は右腕を刺されて窮地に立つが、その時たまたまビルが火事になり、防火シャッターが次々に降りて二人は閉じ込められてしまう。逃げ場のない密室の中で脱獄犯と刑事、命がけの対決は一時休止となり、二人に対話が生まれる。
殿下には先に見た交差点での田川のやさしい振る舞いから、どうしても彼の脱獄の動機がわからず問い詰めようとするが、その瞬間換気孔から白い煙が猛然と噴き出してきた・・・。


▼ぎふチャン ジーパン編
ジーパン殉職、シンコ退職。  ぎふチャン、一応「ジーパン編」は最終回のようですが、新番組の予告が今のところないので、「テキサス編」にそのまま進むか・・・!?

第111話 49.08.30 ジーパン・シンコ、その愛と死 (ジーパン・シンコ)手塚しげお 皆川妙子 石井宏昭 ☆宗さんも最終話

城西署管内で拳銃不法所持のチンピラ・会田を逮捕したジーパン、警邏の警官に会田を引き渡す。
その直後、ジーパンはシンコにプロポーズし快諾を得る。
一方、会田を護送中だったパトカーの中から警官の遺体が発見され、会田が消えていた。
シンコは退職届を提出したものの、2人の結婚については宗吉が「刑事」だからということで断固反対、誰の意見も寄せ付けなかった。
会田を調べるジーパンは婚約破棄などで自暴自棄になっていたことを知り、何となく同情してしまう。
さらに会田が警官殺しという暴挙に出たのは「暴力刑事」として名高いジーパンのせいという声も出てくる。
しかし、その件については山さんの調べで竜神会が裏で糸を引いていることがわかり、会田は利用されているのではないかと思われた。
その直後、会田はスーパー強盗を働き、ジーパンは現場に駆けつけるものの拳銃を発砲できず取り逃がしてしまう・・・・。
婚約、犯人への情に対しての迷い、今まで「無頼」で通してきたジーパンが全く考えていなかった部分での迷いが生じてきます。
周囲がそれを理解し、ジーパン自身がその迷いに真摯になって向き合おうとしていた矢先にありえない悲劇が起きてしまいます・・・・。

クライマックスの壮絶な銃撃戦、太陽では珍しい西部劇的に「バッタバッタ倒す」ものですが、これは現場で優作さんと山本監督が決めた事のようです。
太陽第一期の終焉にハナさんも#52以来1年ぶりのご出演、石原プロの面々もゲスト出演され盛り上げます。
太陽のみならず、他の刑事ドラマの殉職編の実際的なモデルケースになった本作を是非ご堪能ください。


▼チバテレ・ボン単独編
山さんファン必見の山さん男心編・・・・予告編も秀逸なのに(^_^;)

第250話 52.05.06 民芸店の女 (山さん)上村香子 小笠原弘 三沢ともこ

自動車修理工・広瀬が何者かに轢き殺された。
一係では現場の状況から事故ではなく計画殺人であると判断し、捜査を開始する。
一方、通勤途上の山さんに和服の女性が話しかけてきた。
その女性は野間美保といい、1年前に亡くなった山さんの妻・高子と料理学校で一緒だったといい、今度山村邸に赴き仏壇に参りたいという。山さんは快諾した。
その場に居合わせたボンは、その状況を先輩たちに報告、何れも現在男やもめになっていた山さんにいい人が出来たのではないか?と久々の山さんのプライベートでの良い話に沸いた。
轢き逃げ殺人の方は、先日広瀬と揉めていた同郷の若い男が浮かんでくる。どうやら金の事でもめていたようで、その頃の広瀬はなぜか羽振りが良かったと証言する者もいた。
山村邸に美保が訪ねてきた。
美保仏壇に参った後は自らも未亡人であり民芸店を営んでいることなど身の上話をして、また訪ねるといい帰っていった。
美保の帰った後、何か気になった山さんはお茶を出す為に警察手帳を置いた机から目を離したことに気付き、翌日美保を調べたが、本人が言うとおりであり、警察手帳から指紋は検出されなかった・・・・。

山さんとしては、隆が帰ってくるまでの「独身期間」の始まりの方で起きた・・・なんというか悲劇というか・・・。
約1年前に他界した高子も話に上り、さらには山さん自体の微妙な男心を垣間見られる貴重な話になっています。
更に事件の方も山さん・美保・容疑者・真犯人と絡み合い、見ごたえがタップリです。
その美保を演じる上村さんの今回の「美保」ぶりは、上村さんがそれまで演じてきたタイプの女性とは違うものなので、そこの意外性も楽しめます。


▼とちぎテレビ・テキサス&ボン編

残念ながら、お休みです。





5/12(木)
20:00~20:55
太陽にほえろ!
テレ玉(地上波)
「#154 自首」

5/12(木)
20:00~20:54
最終回 太陽にほえろ!~ジーパン刑事編~ 第54話「#111 ジーパン・シンコその愛と死」
ぎふチャン(地上波)

5/13(金)
20:00~21:00
太陽にほえろ!
チバテレ(地上波)
第240話 #250 民芸店の女

放電GW

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放電ゴールデンウイークだったので、私の体内コンピューターマルチ16が暴走しています(^_^;)
日付の感覚の麻痺、もれもれの数々・・・・ゲンナリです

オマケに、ボンにハマってしまって・・・また残業地獄状態なのですが、出退勤時の各40分間はボンのテーマ群を聴きあさり、帰宅するとボン在籍時のエピを引っ張り出し観ています・・・・北海道ロケ地検索の後遺症かと思います(^_^;)

という事で、良ちゃん地獄状態でもあります・・・・(逃


と、ヤワな中年の戯言は除けといて、


大都会・西部警察シリーズの写真集でおなじみの青志社から、またまた大都会の発掘写真集が出版されるようです。

PARTⅡのみの限定ですが、とりあえず「混同」を期待しながら。
ただ、現時点ではまだAmazon登録にはなっていません。

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『大都会 PARTⅡ SPECIAL 石原裕次郎 渡哲也 松田優作』(青志社)

発掘写真167点 一挙公開、3人の魅力を大放出!
発行日: 2016年5月21日(土)発売
定価: 本体2,400円+税
サイズ: B5判並製(ソフトカバー)
ページ数: 136ページ

残念!さらば、ぎふチャン太陽放送。

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本日終了した、ぎふチャンの太陽ジーパン編。

というか、太陽放送終了のようです。

あの枠の後番組は、なんでも鑑定団お宝サロン になるそうです。

ぬぬぬぬ・・・残念ですね。

やっぱり、いまだにジーパン⇒テキサスの壁は高いですね・・・(^_^;)

櫻井康裕氏、蜷川幸雄氏 ご逝去

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遅くなりましたが太陽関連でお二方、鬼籍に入られました。

脚本家・櫻井康裕氏 11日、心不全のため死去、87歳。

1960年代後半より日テレ青春シリーズや「銭形平次」「鬼平犯科帳」「伝七捕物帳」「旗本退屈男」「水戸黄門」「大岡越前」「江戸シリーズ」など、時代劇中心に執筆されました。
特に、「旗本-」「伝七-」についてはメインライター的お立場だったようですし、黄門・越前はシリーズ後半の執筆なさっています。

太陽では#6「手錠と味噌汁」を担当されています。
長さんの味噌汁の味でその日の事件がどうなるかわかるという、マカロニと長さん、そしてマカロニの下宿のウタが主演した作品で、太陽プロット作品の一つ。



演出家・蜷川幸雄氏 12日に死去、 80歳。

演出家としては有名な方でしたが、太陽に俳優としてご出演の頃は、刑事ドラマや時代劇で悪役もこなされていました。その頃も演出家としても活躍されていましたが、演出の鬼才として世間に広く認知されるようになったのは、1980年代に入ってからだったと思います。
個人的には、太陽#238など芸能界業界人をリアル演じられたという印象があります。

#131「刑事の胸の底には」   永田
#238「東京上空17時00分」  マネージャー・冴村



お二方のご冥福をお祈りいたします。

プレジデントのホイールキャップは外れる・・・・のがお約束

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トミーテックのトミカリミテッドヴィンテージ刑事モノシリーズがやっと動くようです。

(個人的にはウレタンバンパー70カローラも魅力的です。)

何れも価格・発売日は未定ですが、

西部警察はリキと殉職するプレジデントとLADYBIRD

特捜最前線は430セドリックとグロリア


そして我らが太陽は・・・

プレジデント2台・・・・!

黒い方は、テキボン期から活躍した、ドアから可愛い音がするボス専用車「94-39」?それともヒゲがコロナのドアをぶつけた署長専用車「60-86」?
フォグランプは無いし、旭日章も無さそうだし、・・・ロッキー登場編?(ナンバー不明)、#293の「40-43」?

白い方はホイールキャップが無いので、間違いなく太陽中毒御用達の#416。
これ、マークIIもセットにできるでしょ?

そして、山さん殉職後の短期間に活躍した71マークIIGT-TT(プロットがやっとリリース)、ワインレッドのスープラ3.0GT。多分「お題」は#695だと思います。

いろいろと 20160516

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どうも、時間の流れについていけなくなってきたけぶでございます

▼『笑点』歌丸さんの引退は次の日曜日ということで、昨日かと思っていたら引退宣言でしたね(^_^;)
しかし、そりゃ仲間由紀恵さんも面喰っちゃうよなぁ・・・。

ということで、ファミ劇太陽殉職編特集のゴリさん殉職編SPと被っちゃう恰好になってしまうようですが。


▼太陽殉職編SP、個人的には反対なんですけど(^_^;)、資料的にまた観ちゃった(^_^;)
よく考えると、マカロニを殺した奴(役)は車氏なんですけど、#65の水谷氏とイメージがダブるというか。
恐らく、「マカロニを殺したやつ」を際立たせるために新たにキャスティングされたという事なんでしょうけどね。
ただ、車氏にしても水谷氏にしてもセリフが無いに等しい・・・。

ジーパンの死、銃撃戦の白熱した演技(西部劇のようなジーパンの射殺連鎖は現場で決定したようで)の為に、予定を大幅に超過し日暮れになった為、居場所を連絡したのに応援が遅すぎるとか、翌朝にシンコへ連絡したのは不自然とか色々不具合が出てきましたが、

そんなこと後で気付いたし、
何より、あの迫真の殉職シーンで、そんなことどうでもよくなった・・・と云うのを思い出しました。

太陽はある意味作品の勢いを観るのも楽しみの一つなのですが、多分それが一番顕著に出た作品ではないかと思います。

▼その勢いは後期にも健在だったというのも、ちょっと強調したい部分であって。

「死因」「赤い憎悪」「七曲署・1983」「襲撃」という作品の並びは、ちょっとテンションあがりましたね。

「死因」はあの淡々とした話の運びとやはり岡まゆみさんなんですよね(^_^;)
そのアンバランスさというか、甘辛なところが良いというか、ドックにしても現代的なんだけども、見せまいとしながらも必死だし。

「赤い憎悪」は久々な桃井章さんの脚本で、クリスマス時期の甘酸っぱい感じと実は結構フェミニストであるジプシーがちゃんと描かれていて個人的には好きです。
それに、大切な人を殺されたというところでは、恵子もジプシーも同じだからか、性別の違いがあっても何か通じるものがあったのかもしれないと思うと、それはそれでなかなか味わい深いものです。って、凶悪な高橋長英さんというのも珍しいですが(^_^;)

「七曲署・1983」ボスの屋外アクションは本当に嬉しかったですね。確かに西部署では既に屋外ロケは頻繁にこなされていましたが、それは自ら制作している作品なのでちょっと話は別になってしまって・・・とそれを多分当時の視聴者はみんな理解していたと思うので、あのちょっとしたアクションでも結構話題になりました。
それに、やっぱり山さんの存在ですよね・・・あの二人きりの粋なシーンは逆に、あぁ・・・長さんもゴリさんも居ないんだ・・・と涙してしまったものです。
トシさんにしても、強引に弁護士にお引き取り願ったりと、そんなこんなが、なかなかバランスがいいなぁ・・・と思い始めたころに、

「襲撃」。
悪役も殺し屋も勢ぞろいと云った感じで、さらにそれまで地味な印象だったトシさんを弾けさせた娯楽作。
何があっても絶対死なないトシさん、頭頂部に雪が被っていてもキュートだし(^_^;)
それにボン愛のテーマ(新・愛のテーマ)バックのトシさんの宣言も良かったですし、一気にトシさんが好きになった作品ですし、地井さんが発案した部分がある作品なので、後年のトシさん像を決定させた話でもありました。

それにしても、#200は未だにダメですね、辛すぎて。
なんであんなに辛いのか・・・・上野からトボトボと帰ってきたゴリさんの目前に現れるボスの顔を観て、今回も号泣して涙もろいけぶでございます
ゴリさんが刑事を辞めるなんて自ら言い出す自体が辛い・・・。


▼#111では石原プロのメンツが銃撃戦を盛り上げましたが、苅谷さんに森さん(額の刀傷?はちゃんとそり込みを入れている)ですから『大都会PARTII』で共演するんですよね。
そういえば、『大都会 闘いの日々』。
特捜隊・石原刑事の次に三船主任と当時まだ特捜隊放送中状態でのご出演。
クロ・バクとの会見のバックに「ひとり寝の子守唄」が流れていましたが、そういえばこの歌、三船主任が1971年正月作品でアカペラ熱唱していたなぁ・・・青木さんが好きだったのかなぁ・・・。

▼戻って#52
意外と白い40系のクラウンって見ない中で、結構貴重な映像だと思いますが、反対車線を一般車両が居るのにもかかわらず逆走、浦安駅前を激走など、今では考えられないロケをやっています。未だにあのカーアクションがいつ見ても興奮します(^_^;)

▼三菱自動車の件
太陽でもおなじみ、刑事ドラマファンでもおなじみ、三菱自動車の燃費データ不正の件。
三菱車はもともと開発費は苦しいのはクルマ好きならば知られた話で、フルモデルチェンジしても中味は旧モデルとほぼ同じとか、それをある程度知っていたり、三菱のファンだったり、三菱系列の社員の方々が購入層だったので、燃費は二の次だったのはずっとそうだったと思いますが、現在は燃費の良し悪しに税金が絡むわけですから、ここまで大問題になってしまったと・・・ただ、日産が絡んで久しいのになぜ今ごろ?というのは正直あります。
日産に完璧に吸収されるのも、ここまでの問題を抱えた三菱自動車ですから、それほど遠い将来の話ではないと思います。

太陽放送予定 2016.05.18号 + ジーパン殉職時間過程

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ゲルググさんから久々にメールが。
#111の時間経過についての私見をお送りいただきました。
ジーパン殉職もボスがシンコに電話するラストも設定上は同じ「午前中(ノベライズからの解釈)」であり、ジーパン殉職シーンの日暮れはジーパン自身の人生の終わりを表していると解釈しているということでした。
素晴らしい!多分ゲルググさんの解釈が個人的にはそれが一番いい落としどころではないかと思います。
私が#111を観たのが幼児期だったもので、ストレートにイメージしていた印象がそのまま残っている部分はあります。なので、ラストは翌日というイメージがずっとありました。
それと、あまりにも殉職シーンが強烈だったので、あまり細かいことを考えなかった部分と、そこに加わった撮影時の裏話がその考え方を補強してしまっていました。

実際、#111のノベライズや台本を再確認したところ、流れ的にはジーパンが会田からの連絡を受けて(「朝」)からラストまでは午前中で全ての話が終わるようになっていました。
さらに、竜神会の悪漢は「バッタバッタ倒れる」ということで、台本上は死んだわけではないと解釈していたら、会田が拳銃を取った悪漢は「死体」と表現されているので、少なくともジーパンが悪漢を射殺するのは想定されていたことで、撮影現場で決定したことではないというのが再確認できました。
確か裏話では、当初はジーパンが悪漢を射殺しないという設定だったのが、山本監督と優作さんのディスカッションで西部劇的スタイルに変更になったというのがあったのですが、台本上ではジーパンは足を被弾することになっていたりと、完成作より相当ボロボロになる描かれ方が成されています。
脚本は小川英さん単独。
もしかすると、台本が決定した後でプロデューサーが「射殺」を無くしたいという方針を立てて、そのあとの変更だったのかもしれません。

では、なぜ設定とは明らかに違う時間経過になってしまった殉職シーンをそのまま使用したかですが、当日の優作さんの気迫(かなりナーバスな状態だったようです)と演技を考えると、辻褄はどうであれ、山本監督もプロデューサー陣もそのまま使おうと考えたのではないかと思います。
あのシーンは誰が考えても撮り直しなんて出来ないですからね。

ただし、この#111について、のちの殉職編の基礎になった部分とそうではない部分があったりして、基本ベースは結構継承されていくのですが、悪漢の射殺などは無くなります。さらに#111を反面教師的にした形のテキサス殉職編が制作されます。
恐らく、長期高視聴率獲得と視聴者の意見などで、テキサス殉職編はストイックな形で悪漢を殺さないという鉄則が生まれたものと思います。
やがて、この鉄則は後期のラガー・山さん殉職編で解消されていきます。これはほぼ相撃ち的部分があった為だと思われます。

太陽には裏事情を加味したり設定上の変更(リセットもあり)を自分で補正して観ないと辻褄が合わない作品が結構あって、#111はその両方が関係していますが、あくまでも作品はその勢いを総体的に楽しむものだというのは個人的にはあります。

ただ、最近のドラマは細かいところに目が行き過ぎて、逆に本来大切である総体的な勢いを削いでいる感じがあります。
それは、視聴者も同じではないかと(^_^;)

なので、現在ファンやマニア以外の太陽を視聴している方には、まずは総体的に楽しんでいただき、裏事情を妄想(調査も)するという過程を踏んでもらえれば2度おいしいわけです。
「辻褄が合わない」と切り捨てるだけじゃ、勿体ないです、ハイ。<って、誰に向けてる?





 さて、向う一週間の太陽放送。

【CS】

▼ファミ劇HDリマスタ テキサス&ボン編 再放送

#200は慟哭編でしたが、久々なメンバーの明るい話題を提供してくれる長さん一家、そして面倒見のいい殿下の災難を描く一編。

第201話 51.05.21 にわか雨 (長さん家族)蟹江敬三 賀川雪絵 小野武彦 桂木梨江

指名手配殺人犯が七曲署管内に潜伏していた為、管轄の刑事を応援しながら男・迫田を逮捕した長さん。
迫田は犯行を自供したものの、迫田の人柄や供述の中に出てきた「にわか雨」のことが引っ掛かり、一応にわか雨のことを調査する長さん。
その頃、長さんは娘・良子と男が一緒にいるところを目撃、その直後に良子は長さんにその男・気象庁の市村に会ってほしいと頼まれる。

柴俊夫さんの市村が初登場、長さんに協力し局地的に降った「にわか雨」の解明を手伝いますが・・・。
男性ながら飄々として不思議キャラの市村と長さんのぶつかりあい(^_^;)が見ものです。

さらには、長さんの父親としての複雑な感情の移り変わりも必見です。


第202話 51.05.28 手紙 (殿下)結城美栄子 北條清嗣 小林尚臣

殿下は自室で寛いでいたが、何か室内に違和感を感じる・・・
そんな時に撲殺死体が発見され、その被害者は数年前に殿下が逮捕した男だった。
その男とは手紙などでの交流があって、男の妻に殿下は男が亡くなったことを告げに行く・・・。
泣き崩れる妻。
消えない殿下の部屋の違和感は日に日に増していく中、男は強盗を働いていたことがわかり、妻はその被害金をそっくり返還しに一係を訪れる。

殿下と前科のある人間との交流の中でのリスク的要素の一例。
結局2度殺されたような今回の被害者、そしてその意外な結末・・・犯人は何となく判るのですが、動機が最後までわからないのがもどかしい?


▼ファミ劇HDリマスタ 初放送 ボギー編(後期突入)

ラガーの初間接的射殺を描くしっとりとした話と、金庫破りの名人・平山初登場編のセットです。

第540話 58.01.21 北の女 (ラガー)二宮さよ子 平泉成 角野卓造 

殺人犯として逃亡中の男があるアパートに潜伏しているという女の声のタレコミ電話を受けるラガーは現場に駆けつけるものの、その部屋の住人である女に妨害される。男はアパートの2階から落ち逮捕したものの病院に収容される。
退院した男を署へラガーとボギーが護送中、男に逃げられる。
更にその女はタレコミした張本人であったため、その女の気持ちが俄かに理解できなく困惑してしまうラガー。
女の営むおでん屋を張り込むラガーは、その女の人柄の良さを見てさらに困惑を深めてしまうが・・・・。

冬らしい静かな雰囲気に女の情の深さを織り交ぜながら、若いラガーがその女のサガを徐々に理解していきながら、理解しかけた時に訪れる「クライマックス」。
ゲストには二宮さよ子さん(約7年半ぶりのゲスト)、平泉成さん(500話台では3回目の登場)、そして角野卓造さんと、最近よく見る方がご出演です。


第541話 58.01.28 からくり (ドック)左とん平 又野成治(誠治) 久木念 武内文平 飯田テル子 小笠原まりこ

7億5千万の宝石が金庫破りに盗まれた。その直後にドックは金融会社の金庫を破ろうとした根岸を逮捕していた。
その根岸の素直な態度など気になる点があったドックは根岸が凄腕のハコ師と知り、もしや2件の犯行は根岸がやったことではと考えるが時間的に不可能に思えた。
納得のできないドックは、根岸の師匠にあたり、現在足を洗って金庫製作会社に勤める平山源次に弟子入りを志願する。

後期の主要セミレギュラーのひとり、平山源次の殿山さんが初登場、ドックとの掛け合いが心地いいです。
また、とぼけたハコ師・根岸に左とん平さん、そして又野誠治さんがテスト出演と、見どころタップリです。

▼殉職刑事SP 第二週
殉職編SP。今週は現在ファミ劇HD放送済みの6作品を放送。
#525についてはレギュラー放送時にオフィシャル短縮版が放送されたので、今回が初放送になります。

第216話 51.09.03 テキサスは死なず! (テキサス)高城淳一 鹿内孝 木村豊幸 御影伸介

第363話 54.07.13 13日金曜日・ボン最期の日 (ボン)根岸とし江 望月太郎 大橋一輝

第414話 55.07.11 島刑事よ、永遠に (殿下)原口剛 大村波彦 中井啓輔 中村孝雄

第493話 57.01.29 スコッチよ静かに眠れ (スコッチ・ゴリさん)野瀬哲夫 渥美国泰 藤江リカ

第519話 57.08.20 10周年記念作品 岩城刑事 ロッキーにて殉職 (ロッキー)小野進也 高瀬春奈 キム・バス  

第525話 57.10.01 太陽にほえろ!スペシャル 石塚刑事殉職 (ゴリさん)左時枝 塩谷智章 渥美国泰 江幡高志 粟津號 千波丈太郎 森幹太 沖田駿一 真田英明 広田正光 藤悦子 芹澤常夫


一応、第一週ではあらすじを載せたのですが、あまり意味が無いような気がしたので、今回は載せず逃げます(^_^;)



5/19(木)
6:30~7:30
太陽にほえろ!HDリマスター版#201にわか雨
ファミリー劇場HD(CS)

5/19(木)
7:30~8:30
太陽にほえろ!HDリマスター版#202手紙
ファミリー劇場HD(CS)

5/20(金)
6:30~7:30
太陽にほえろ!HDリマスター版#538七曲署・1983
ファミリー劇場HD(CS)

5/20(金)
7:30~8:30
太陽にほえろ!HDリマスター版#539襲撃
ファミリー劇場HD(CS)

5/21(土)
15:00~16:00
太陽にほえろ!HDリマスター版#540北の女
ファミリー劇場HD(CS)

5/21(土)
16:00~16:55
太陽にほえろ!HDリマスター版#541からくり
ファミリー劇場HD(CS)

5/22(日)
12:00~12:55
太陽にほえろ!HDリマスター版【殉職刑事SP・テキサス(勝野洋)編】#216テキサスは死なず!
ファミリー劇場HD(CS)

5/22(日)
12:55~13:50
太陽にほえろ!HDリマスター版【殉職刑事SP・ボン(宮内淳)編】#36313日金曜日・ボン最期の日
ファミリー劇場HD(CS)

5/22(日)
13:50~14:45
太陽にほえろ!HD版【殉職刑事SP・殿下(小野寺昭)編】#414島刑事よ永遠に
ファミリー劇場HD(CS)

5/22(日)
14:45~15:40
太陽にほえろ!HDリマスター版【殉職刑事SP・スコッチ(沖雅也)編】#493スコッチよ静かに眠れ
ファミリー劇場HD(CS)

5/22(日)
15:40~16:35
太陽にほえろ!HDリマスター版【殉職刑事SP・ロッキー(木之元亮)編】#51910周年記念作品 岩城刑事 ロッキーにて殉職
ファミリー劇場HD(CS)

5/22(日)
16:35~18:00
太陽にほえろ!HD版 殉職刑事SP・ゴリさん(竜雷太)編 #525SP版太陽にほえろ!スペシャル 石塚刑事殉職
ファミリー劇場HD(CS)


【地上波】

 ぎふチャンは終了、とちぎテレビが休止とちょっと寂しい状況ですね。
太陽デジタル後地上波放送元祖のチバテレ、それに続くとちぎテレビ、「ジーパン⇒テキサスの壁」を超えたテレ玉はしばらく放送は続くと思いますが、
その「ジーパン⇒テキサスの壁」
実は定番だったりするのが残念なんですよね・・・。
一つの区切りではあるのですが、ただあの壁を超えると先が長いので・・・(^_^;)


▼テレ玉 テキサス編

野崎一家の危機一髪と、そういう状況での父親・長さんと家族を描きます。

第155話 50.07.04 家族 (長さん家族)神田隆 阿藤海 森山周一郎 

長さんは家族そろっての妻・康江の誕生パーティをすっぽかしてしまい、家族に総スカンを食らう。いつもは仕事の為と押し通す長さんも流石に後ろめたい気持ちがのしかかってくる。
事情を察したボスは、山中湖にある知人のホテルの招待券と休暇を長さんにプレゼント、同僚たちに気兼ねしながら内心は嬉しかった長さんはボスの申し出を素直に受け、何年かぶりかで訪れた休暇を楽しもうと、家族そろって出発、子供たちからは休暇中仕事の話はしないという厳しい「おふれ」を受ける。
山中湖についた一家は早速ボートに釣りにと精一杯楽しんだ。
だが、この休暇をかき乱す小さな不愉快なことが起きた。乱暴な運転のモーターボートが、長さんのボートに水を浴びせて走り去ったのだが、一瞬見えた男の顔が殺人放火犯で指名手配中の上岡に似ていたからである。長さんはどうしても刑事魂が抑えられなかった。
七曲署の資料によれば、上岡は会社社長宅に侵入、主人を絞殺して現金を盗んだうえ放火していた。山さんが被害者の関係者を次々と調べていくうちに、不動産屋の市村に行き当たるが、決定的証拠が見つからない。
山さんが帰った後、温和な市村が急に表情を硬くし、電話のダイヤルを廻した・・・。
一方、長さんは昨日の男をビショ濡れ事件にかこつけて捕まえてみようと、釣りのスタイルで湖に待ち受け、男の別荘まで尾行していくが、何も知らない娘の良子が声をかけたことから気付かれてしまう。
男は拳銃を乱射してきた・・・・!

太陽で「家族」というサブタイルが一番よく似合う野崎一家の危機を描く名編。
休暇で完全オフモードだったのが、急転直下、犯人の標的にされてしまう野崎一家が如何にして危機を乗り越えるか、普段は長さんに対して口ごたえをしない康江も流石に今回は・・・しかし、今回は俊一ファンとしては嬉しい活躍もあったりします。
そして、長さん自身がもう、味のありすぎる、本当に太郎フェチには堪らない言動・行動に魅了されてしまいます。

ゲストはなんとまあ、濃い面々を揃えた感じですが、この豪華な布陣も野崎一家には敵わない感じです。
太陽中毒キーワードとしては、プレーボーイシャツの長さん、長髪の俊一、二重瞼炸裂の長さん・・・というところでしょうか(^_^;)


▼チバテレ・ボン単独編

「ボン単独編」としてはハイライト的作品、自分が追った容疑者の事故死、その後容疑が薄くなることで打ちのめされ辞表を提出するボンが事件の展開が変わる中立ち直るまでを描きます。

第251話 52.05.13 辞表 (ボン)麻丘めぐみ 田中正彦 木村四郎 石山雄大

仲の良い武井兄妹。
強盗容疑でボンは兄を連行しようとするが、関係ないと言い兄は逃げ、ビルの建設現場に入り込む。
足場を駆け上がる兄は、足を踏み外し、追ってきたボン、そして妹・洋子の前で転落して死んでしまった。
その様にショックを受けてしまうボンだったが、さらに洋子が事件時のアリバイを証言しそれの裏付けが取れ、事件の目撃者の証言もあいまいであったことから、武井が本当に犯人であったかどうかは揺らぎ、強盗事件とは関係は無かったのではないかという可能性も出てきて、ボンはおろかボスの責任問題になるのではないかという懸念まで出てきた。
その状況に打ちのめされたボンは、当てもなくそして力なく街を歩き回り、その果てに警察手帳や拳銃を返上してしまう。
ゴリさんはボンを一係に連れ戻そうとするものの、ボスにボン自身が乗り越えなければならない問題であると止められる・・・・。

この話はボンの重要なターニングポイントになっていますが、あらすじを書いていてもちょっと辛いです(^_^;)
ボンが刑事という鎧を捨て、男として洋子を守ろうとする姿勢は、後のスニーカーにも通じるものがあります。
その中で、一係のメンバーができることとできない事を微妙に切り分けながらボンを励ましていきます。
今まで末っ子として可愛がられてきたボンのひとり立ち、厳しい話ですが、しっかりと目撃することで後のシリーズにつながる面がある重要な話になります。

ゲストの浅丘さんも可憐に好演なさっているところも見どころです。
初期から助監督として参加されていた吉高監督の太陽デヴューです。
やはりいつもとはちょっと違った雰囲気があります。


▼とちぎテレビ・テキサス&ボン編

残念ながら、お休みです。




5/19(木)
20:00~20:55
太陽にほえろ!
テレ玉(地上波)
「#155 家族」

5/20(金)
20:00~21:00
太陽にほえろ!
チバテレ(地上波)
第241話 #251 辞表

すげぇ・・・・

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色々書くとやぶへびになるので・・・。

すげぇものを観てしまいました・・・

ありがとうございます<誰に対して?

とりあえず後々この件については書かせていただきますが、
勘のいい人はレッツらゴーです。


既に発売日も価格も決まっていた西部署・木暮課長人形(^_^;)

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ということで、Amazonでは既に以下のように予約開始されています。

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figma 西部警察 木暮謙三 ノンスケール ABS&PVC製 塗装済み可動フィギュア
トミーテック

参考価格:¥ 8,640
価格:¥ 7,730

ポリスアクションの大作『西部警察』より、俳優:石原裕次郎が演じた大門軍団のボス「木暮謙三」がfigmaで登場! 西部警察 第23話「トリック・プレー」での雄姿をイメージいたしました。
・スムーズ且つキチッと決まるfigmaオリジナル関節パーツで、劇中のあらゆるシーンを再現。
・要所に軟質素材を使う事でプロポーションを崩さず、可動域を確保。
・小物として、「一億円の入ったアタッシュケース」と「札束」が付属。また愛銃の「リボルバー」、「タバコとその持ち手」が付属します。
・サングラスあり・無しの2種類の顔を用意。可動式眼球パーツによって表情作りが可能です。
・製品パッケージの背景紙にはブラインドが掛けられた課長室をイメージ。figma本体と組み合わせることで、大門軍団を影から見守る木暮課長の姿が再現できます。
・さまざまなシーンを可能にする可動支柱付きのfigma専用台座が同梱。
【西部警察とは】
警視庁西部警察署捜査課の大門部長刑事を中心とした『大門軍団』の刑事たちと、それを見守る木暮課長が凶悪犯罪に立ち向かう姿を描いたポリスアクション作品(1979年放送開始)。

(Amazon.co.jpより)

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色味は納得してませんが(^_^;)
コルト・ローマン付きというのが良いかもしれません。

とりあえず、買ってしまうんだろうなぁ・・・。

それに、衣装の塗装を塗り替えて、ボス仕様にする人、絶対出てくるでしょうし。

課題としては、カレッジリングをどうするかですね。

昔の散財

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太陽にほえろ!当直室。

掲示板時代から数えて丸14年経ちました。
その間、潜伏期間(^_^;)もございましたが、しつこく、しぶとく、まだ続けています
常連諸兄姉、アンチ諸兄姉、一見サン含め、小生相当モウロクしてきましたが、これからもどうぞよろしくお願い致します

と、もうろくジジイのことはどうでもいいです(^_^;)


とりあえず14周年ということで、果たしてビリアードで玉突きしなければならないのか、はたまたスーツ姿でシャワーを浴びなければならないのか、それともサンルーフから身体を乗り出してマグナムをぶっ放なさなければいけないのか、と短時間に考えました(すっかり忘れていましたので)が、そういえば昔の散財の一つを画像でUPしていなかったことを想い出したので・・・。





欠番#68「1万人の容疑者」の使用済み台本、業者購入で「1万円以内」でした。
使用者が特定できるので、ちょっと画像に手を加えています。
当初は#67でしたが、併撮の「オリの中の刑事」と入れ替わりました。




こちらも画像に手を加えていますが、出演者一覧と冒頭。



助監督の台本なので、撮影スケジュールが克明に描かれています。
#67との併撮なので、一見かなり込み合っていますが、これぐらいが通常だったようです。
ただ、#68は箱根でロケしたのと、ボス主演だったので、結構タイトだったかもしれません。

と、欠番なので、あまり書けません(^_^;)
というわけで、以前書いた記事にちびり味付け程度になってしまって申し訳ないです

そういえば、セキトラさんのタレコミでは、
ボスの乗りアクションシーンをこなす「白パト」は当時の新車白いクジラ・クラウンではなく、当時のボス専用車で後に白パト変換されて長期使用される50系の「ねずみ色」クラウンであったという事を付け加えておきます。

ひとり立ち?

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あぁ・・・休日の昼下がりに「ひとり立ち」を熱唱してしまったけぶでございます
どうも、殉職編特集は資料的でも見てしまう・・・苦手なのに。。。
やっぱり中毒症状ですね(^_^;)

ただ、本日はHD初放送の#525SPもあるしなぁ・・・(ファミ劇殉職編特集は6月再放送予定)

個人的にはバタバタ状態継続で、日曜は寝ることに徹していた感じがありましたが、弊当直室が14周年を迎えた前後に、それこそ初期からお付き合いいただいている(それこそ「オリジナルメンバー」)から、便りはいくつか舞い込んできました。

まずは、ジプシス(ジプシーシスターズ)のまとめ役?である、あおいさんから本当に久々なメール。
相変わらずお忙しそうですが、サイトの更新を再開されたそうです。

GYPSY -The Beat of His Right Heart
http://www.gypsy.jp/

あおいさんところウチは「きょうだい」サイトのような感じで、同じ2002年開設なので、あちらも今年で14周年。

永井久美・・・もとい長いことやってますねお互い(^_^;)

だけど、考えると・・・私も始めた当初は30歳なったばかりだったんだ・・・。


次は、やはりオリジナルメンバー的なお付き合いのセキトラ・カーアクションさん(ハンドルネーム)からご連絡。
リアル当直室を襲撃したいという報せでした(゜o゜)

慌てて2年間ほど寝床化して誇りまみれ・・・もとい埃まみれだったリアル当直室を掃除して2時間半ほど会見。
発掘(^_^;)して出てきたもの在庫処分的にお土産で持って帰ってもらい・・・・台本を広げて太陽談義はあぁ・・・久々でした。
いいものです、本当に。
トミーテックのトミカリミテッドヴィンテージの件も、もうちょっと正統派に行った方が良いのになぁ・・・と、例えば71トレノとかダブルエックスとか。
それこそ殿下コロナだっていいわけですから。
しかし、プレジデントか・・・解る人にはわかるけどなぁ・・・という感じで(^_^;)

ということで、オリジナルメンバーの2人にケツを叩かれた感じ(^_^;)と、
メールを頂戴していて、まだご返事を出していない、いま太陽ストーリーを各話UPされている方、定期的にペッパー先輩など、
私のケツをピシピシ叩く猛者が現れているので、私も痛い腰を上げないとダメかなぁ・・・ただ、根っこがかなり生えてますから(^_^;)
ただ、今回の件で自分自身にもまだ行動力が残っているんだ・・・と自己確認できました。。。。

ところで、この前UPした「すげぇもの観た」件、セキトラさんはお分かりになられていなかったので、この際目撃してもらいました。
やはり「すげぇ」そうです(^_^;)
セキトラさんはヤフオクの出物ではないかと推理なさっていたそうです。
具体的に言いたいですけど、やっぱり薮蛇になるのでここでは言えません(^_^;)
まだ、「観られる」ようなので・・・。






やっぱり、「太陽にほえろ!スペシャル」だよなぁ・・・。


ロケ地検索&メモ #525 石塚刑事殉職 (2016版)

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未だに辛いです、ハイ。
(はぎおさん、観たんですね(^_^;))

ただ、やっぱりあのポテトロード⇒七曲署屋上、晴子とのくだり、ゴリさんの山さんへの最期の報告、追悼クラクション完璧版、クライマックス完璧版、が無いとダメですね。
(永野明彦さん登場シーンも)

特に七曲署屋上シーンは、もはやボスの代理的な役割位置だった「2人」が同士として戸川組撲滅を誓い合うシーンとして、正直涙モノですし、

やっぱり、山さんの号泣シーンは完全放送しなければだめです。

確かに、山さんには意外と涙するシーンはあるんですが、今回は高子が急逝したときに次ぐ号泣っぷり。
それも、なんとか堪えようとして、堪えきれなくて仕方ない様子。

山さんにしてもゴリさんは部下というよりは、同士・友人・尊敬する相手(これはボスとは別、長さんとは同じ)。

それと、ボスの「あいつ」というのも涙を誘います・・・・。


しかし、粟津號さんは不憫で・・・。
久松を熱演していたのもかかわらず、太陽ファンからも、親類からも白い眼で見られたようで・・・。
大都会兼任(^_^;)ファンは複雑な心境だし・・・。
私も複雑だったです・・・
粟津さんにしても折角の大役を熱演したのに、母上からも苦言が・・・。
そういえば、城西署のヒラを殺したのが、ドック父だしなぁ(^_^;)

会田、倉田、エルフ(違)、杜丘、久松、今泉。
役名が明確で比較的有名な俳優さんは、結構演じた後が辛かったかもしれません。
ただ、主役級の俳優さんであれば、他の役があるので帳消しにできるんですけど。


覚せい剤は飛んできません・・・
いや、この作品、単独でもいいから、地上波で放送してもらいたいです。
薬物使用への警笛として。


=ロケ地=

新宿副都心 太陽通り 十二社通り

久松が暴れるのは西新宿1丁目の例の麻雀屋があるビル付近。
(#216の冒頭もそうですね。)
火事で焼けた麻薬密造工場(シャロン)もこのビル。

Tボーンクラッシュは川崎市の百合ヶ丘団地?

シヅオカヤは調布市入間町2丁目。

新宿アラジン 山梨中央銀行付近 他/西新宿1丁目

帝国ヒューム管/横浜市瀬谷区 目黒町

番場(作業所)は府中市是政6丁目(例の破壊カーアクションが繰り広げられた現:郷土の森庭球場)の近所だと思われます。

ポテトロード/新宿2丁目

西新宿3丁目

砧3丁目 シークック

戸川興業は常連暴力団ビル、柏木公園付近/西新宿7丁目

信治が狙撃されるのは喜多見の資材置き場(仙川沿い)

被弾シーン/国際放映構内通路

救急車急行/砧4丁目

コンボイ⇒ゴリさん昇天  西新宿十二社通り⇒太陽通り

上空シーンは京王プラザホテルの一室から撮影したようです。


リマスターでよりハッキリしましたが、ロケ日によって天候の落差が激しく、同時設定のシーンが出演者の撮影日によって晴天だったり曇天だったり雨だったりします。
結局その影響で、被弾(殉職)シーンは延期を繰り返し、結局はこの作品最後の撮影になったそうで、それが放送2週間前(!)

しかし、放送まで期間があまりにも無かった(通常は1カ月弱ほどのインターバル)のと、短縮版まで仕上げなければならないというものあって、制作側は修羅場だったんじゃないでしょうか。


太陽放送予定 2016.05.24号

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 スペシャル・・・・いい響きですよね。
太陽が放送開始した頃は単発の特別番組ぐらいで(七人の刑事も単発扱い)、連続ドラマでのスペシャルはABCの東京メグレ警部シリーズの1話が拡大2時間スペシャルぐらいだったそうです。
70年代までは、時間枠ごとのスポンサー定着度が高く、連続モノのSPはいわば他人の敷地を借りるということになってしまうので、なかなか実現しなかったようです。
ただ、プロ野球のナイターが入る枠は比較的自由だったようですが、そういうところにあまりドラマは放送していなかった印象があります。
80年代に入ると、テレ朝やフジなどで単発含めたスペシャルものが多くなっていきます。
81年1月には必殺と暴れはっちゃくの1時間半SPなどテレ朝が連続モノSPを連発、ドラマスペシャルがブームみたいになっていきますが、当時の連続モノはただでさえ撮影スケジュールが今よりタイトなのにスペシャルなど作っている余裕はなかったはずです。
なので、30分延長が精いっぱいという感じだったと思いますが、82年4月にはGメン最終回2時間スペシャルが放送され驚いたものです。
そして、我らがゴリさん卒業の#525。
ゴリさんの功績を讃えて1時間半のスぺシャル放送になりましたが、当時は画期的でした。
特に日テレは時間枠に対するスポンサーの定着度が高く、さらに金曜については前年までナイターを放送していませんでしたから、ガチガチの編成だったところに、カックラキンの枠を借りての放送だったので、凄いなぁと思いました。
ただ、これもナイター参入でそれまでよりは編成しやすくなっていたことは確かじゃないかと思います。
その後、太陽は10月のスペシャルが定番になり、84年10月には2時間スペシャル、85年には加えて4月にも、86年はさらに加えて1月にスペシャルを放送することになっていきます。
ただし、これもナイターなどの休止があったからこそ、休止分をスペシャル制作に転換できたという事ですので、実際には2時間スペシャルは通常枠の前後編のドッキングと考えてもいいかと思います。
昔は老舗ドラマぐらいがスペシャルを打てたのですが、今ではなんでもスペシャル・・・・有難味が無いよなぁ・・・。

 さて、向う一週間の太陽放送。

【CS】

▼ファミ劇HDリマスタ テキサス&ボン編 再放送
200回記念の一環、スペシャルゲストを迎えた2編です。

第203話 51.06.04 鳩時計 (テキサス)大村崑/中江真司 高橋芳樹

ちょっと毛色の変わった作品と思いきや、現代にも通じる「古いもの」と「新しいもの」との人間のせめぎ合いを描く好編です。

自首癖の常連、時計屋のロクさんがまた一係にやってきた時、爆破予告電話が。
すぐさま現場に直行したテキサスは爆弾を解体するものの、爆薬はダミーだった。
そして第二の予告が入り、小屋が小爆発、テキサスは近くにいた子供を救う。

その爆破事件の犯人としてロクさんが自首してきた・・・。
長年、七曲署の中庭にあった大時計を修理してきたロクさんは、その時計が署長命令で新しい時計に更新されてから自首癖が酷くなっていたが・・・。

修理すれば生きる時計や古くなった時計をただ捨てることに憤りを覚えていたロクさん、そしてその気持ちを理解してロクさんに温かい眼差しをおくるテキサスを描きます。
スペシャルゲストに大村崑さんを迎え、テキサス・ボン編らしいトリックや意外性も愉しめる特別編的な感じ仕上がっています。


第204話 51.06.11 厭な奴 (ゴリさん)伊藤雄之助/幸野直樹 倉野章子

資産家が自宅で殺害され、金が奪われる。
身内は皆無のようであったが、高飛車な態度の甥が現れ、早くも遺産相続のこと口にする。
その甥を怪しむゴリさんたちは、彼にアリバイを訊くと、犯行時間にはある男と夜釣りをしていたという。
その男、津川は守衛で子沢山の実直で悪い噂の微塵もない「善良な市民」だった。
莫大な遺産を相続することになる見込みの甥の計画は見え透いているものの、一発勝負をかけるために人生を賭けた津川の必死さにはさすがのゴリさんたちも敵わない気迫が・・・。
しかし計画は意外な盲点から砂のように崩れ去る・・・・。

木下亮監督が#202に続き久々の登板、平凡に地道に生きてきてすべてを賭ける男に特別出演の伊藤雄之助氏という、何となく太陽というよりはホームズ的な感じの雰囲気が漂う感じです。
伊藤氏、さすが名優という貫禄の演技が見どころでありますが、本題の「厭な奴」=甥役の幸野氏もイラつきますが(^_^;)完璧に役を演じておられます。



▼ファミ劇HDリマスタ 初放送 ボギー編(後期突入)

新体制の一係もなかなか味わい深くなったと感じた2編です。トシさん主演が続きます。

第542話 58.02.04 芝浜 (山さん)鹿内孝 早乙女愛 原泉  

山さんが妻を殺した医師の敷いたトリックを打破する#542「芝浜」

ある医師の妻が自宅で殺される、傍らには手間のかかった食事と花が飾られていた。
その状況から医師を疑う山さんだったものの、医師にはアリバイがあった。
そのアリバイは看護婦と共に老婆の治療に当たっており、老婆もハッキリ時間を証言したが、それが落語の「芝浜」の放送が基だった・・・。

実はフェミニストな山さんが特に嫌う「妻殺し」を実は非常に燃えていながら、静かに解決していきます。
ラガーが実は落語に詳しいという事が判明するオマケもあったりします。
実は隠れファン(^_^;)が多い作品だったりします。


第543話 58.02.11 すりへった靴 (トシさん)竜崎勝 矢田稔 一柳みる 

これからトシさん家族を描写していくことになる金子裕さんの初トシさん主演執筆作。
(というよりも金子さんご自身の太陽初参加作ですね。)

友人の元刑事が妻殺し!?その男を複雑な気持ちで追うトシさん・・・・#543「すりへった靴」

昔の同僚で刑事稼業を辞めた島田と久々に酒を酌み交わすトシさんだったが、島田はトシさんの警察手帳を持ち去って消えた。
しかも、その島田の蒸発した妻が死体で発見され、島田らしき男が現場付近で目撃されていた。 
当然島田に殺人容疑かかけられるものの、事件には拳銃密造組織が関わってた・・・・。
妻に何もしてやれなかった島田は妻の遺志を継いで組織を追及する。

タイミングがそうであればトシさんが島田になっていたかもしれない、これからもそうなるかもしれないという考えを巡らせながら、友人である島田を救うため汗をかくトシさん。
刑事という職業を家庭からの逃げ場として無意識に考えていた自分たちを振り返える感覚は、刑事という職業以外にも思い当たりそうな「男の痛いところ」を今回は物語ります。
竜崎勝氏(元フジテレビアナのアヤパン氏の父上)のいぶし銀の好演も見ものです。




5/26(木)
6:30~7:30
太陽にほえろ!HDリマスター版#203鳩時計
ファミリー劇場HD(CS)

5/26(木)
7:30~8:30
太陽にほえろ!HDリマスター版#204厭な奴
ファミリー劇場HD(CS)

5/27(金)
6:30~7:30
太陽にほえろ!HDリマスター版#540北の女
ファミリー劇場HD(CS)

5/27(金)
7:30~8:30
太陽にほえろ!HDリマスター版#541からくり
ファミリー劇場HD(CS)

5/27(金)
20:00~21:00
太陽にほえろ!HDリマスター版#542芝浜
ファミリー劇場HD(CS)

5/27(金)
21:00~22:00
太陽にほえろ!HDリマスター版#543すりへった靴
ファミリー劇場HD(CS)




【地上波】

ショーケンさんとダウンダウンが酒を酌み交わす?どうなるんでしょう(^_^;)

5/27(金)
19:57~20:54
ダウンタウンなう
フジテレビ系(地上波)
萩原健一登場!伝説の俳優が波瀾万丈の半生を語る★ダウンタウン&坂上と青山で〈本音でハシゴ酒〉★『太陽にほえろ!』&『傷だらけの天使』&『極道の妻たち』秘蔵映像も


▼テレ玉 テキサス編

鮫やんの転機、というかどん底不幸最終章・・・。

第156話 50.07.11 刑事狂乱 (テキサス・鮫やん)五十嵐淳子 山口暁 林理絵

かつて、自分の身代わりで部下の青木刑事を死なせてしまったことをいまだに思い悩み、精神状態があまり安定していない城北署の鮫島警部補(通称サメ)。
その死んだ青木刑事の婚約者・律子がたまたま行ったアーチュリー場で知り合ったのがなんとテキサスだった。
律子が他人の空似とはいえ、あまりにも青木にそっくりすぎるテキサスに惹かれたのも無理のないことだと、二人を一緒にさせなければと奮起した鮫さんは、テキサスと一晩飲み明かし意気投合する。
そのころ、律子はすでに別れ話を切り出していたアーチュリー場の指導員の尾崎がテキサスのことで脅された挙句、せっぱつまって殺してしまった・・・。
思いつめた律子は、鮫さんに相談を持ち掛けた。
自首するという彼女を押し止めた鮫さんは、あろうことか尾崎のマンションに忍び込んで証拠の隠滅をはかった上、律子を郊外の廃屋にかくまい、罪をかぶってしまう。
鮫さんを逮捕したボスたちは、昔馴染みでしかも刑事である鮫さんを攻めあぐねて大いに困惑するが、一計を案じる。
取り調べ室に入ってきたテキサスがむき出しの拳銃をホルスターに突っ込んでいたのを鮫さんが抜き取って脱走したのは、その直後だった・・・・。

鮫さんが一係に関わると悲劇ばかりになるシリーズ(^_^;)の究極最終版です・・・。
ろくなことが無いとは言いつつも、刑事の仕事をやってきた鮫さんがとうとう辞職します。
登場前回の#89の続編という趣ななら、その時テスト出演した勝野さんの青木刑事をうまく活かしているところも見どころですが、可憐な五十嵐淳子さん、さらに精神状態が尋常ではない鮫さんも見どころです(^_^;)。
しかし、悪いことばかりではなく、盟友のボス、親友の殿下に続いて、今回はよき後輩であるテキサスを得るというおまけもあったりしますが、やっぱり「鮫ファン」には辛い作品かも知れません。


▼チバテレ・ボン単独編

残念ながら、お休みです。


▼とちぎテレビ・テキサス&ボン編

長さんの同期で本庁の敏腕刑事に成田三樹夫さんをスペシャルゲストに迎えた、いぶし銀競演は見ものです。

第193話 51.03.26 二人の刑事 (長さん)成田三樹夫/工藤堅太郎 川崎あかね 

タクシー強盗殺人に、本庁の沢村刑事が出張ってきた。
長さんと沢村は同期で、一緒にラグビーに勤しんだ仲だが、沢村は敏腕刑事として名が通っている。
沢村は過去にタクシー強盗で2度逮捕し出所したての黒井を証拠がないのにホシと決めつけ、手段を選ばず様々な手で黒井を追及していく・・・・
一方、一係は黒井が真面目に働いていたことと手口が違うことに注目し捜査をする。
そして、沢村は黒井を別件で逮捕しようとして、怪我をさせてしまう。
長さんは、沢村と一係の間で板挟みになり・・・。

カミソリのような沢村刑事を成田三樹夫さんが好演、長さんとの対比が絶妙です。
また、黒井には成田さんと「土曜日の虎」でコンビを組んだ工藤堅太郎さんという布陣です。




5/26(木)
20:00~20:55
太陽にほえろ!
テレ玉(地上波)
「刑事狂乱」

5/29(日)
21:15~22:10
太陽にほえろ! ボン刑事編 第193話 二人の刑事
とちぎテレビ(地上波)

今週の金曜八時はキツイ?/ファミ劇6月の殉職編SP再放送

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すっかり書くのを忘れていたので、放送予定の方にも追記しましたが。

今週からファミ劇HD初放送はお引越し、土曜から金曜午後8時からにお引越し。

ただ、この27日の金曜午後8時には、ファミ劇の他に『ダウンタウンなう』もあり、チバテレビ視聴可能な場合はチバテレ太陽放送も被ってくるという・・・

裏太陽関連状態(^_^;)

なんだかなぁ・・・・。

あ、チバテレは今週お休みでしたね(^_^;)


ファミ劇殉職編特集。
在宅率が高かったためか、以前の特集より反響があったような印象があります。

それに応えた・・・と云うわけではないと思いますが、6月に3日に分けて再放送されます


2016年6月12日(日)25:50 - 26:45『#52 13日金曜日・マカロニ死す』
2016年6月12日(日)26:45 - 27:40『#111 ジーパン・シンコその愛と死』
2016年6月12日(日)27:40 - 28:35『#216 テキサスは死なず!』
2016年6月19日(日)25:50 - 26:45『#363 13日金曜日 ボン最期の日』
2016年6月19日(日)26:45 - 27:40『#414 島刑事よ、永遠に』
2016年6月19日(日)27:40 - 28:35『#493 スコッチよ静かに眠れ』
2016年6月26日(日)25:50 - 26:45『#519 岩城刑事、ロッキーにて殉職』
2016年6月26日(日)26:45 - 28:05『#525 石塚刑事殉職(スペシャル版)』

現実的に直接視聴できるのは、月曜が休みの人ぐらいじゃないかという深夜です。


さて、ツイッターでつぶやかれている方がおられましたが、

登場編特集というのもありじゃないかと思いますし、昔、日テレが本放送終了時に再放送した登場・殉職・名作のセレクトもよろしいんじゃないかとも思いますし、

各メンバーのセレクト、岡田プロデューサーのセレクト、鮫やんセレクト(^_^;)など、キーワードさえ決めればいくらでもできる訳で。


私みたいに再放送プリントの音声がクリアだから昔のVTR(地上波再放送)から録画ブツを捨てられずにいる人もいれば、録画保存していない人も結構居られるようなので、

今回のように観やすい時間帯に特集を組むと、好評を得るのではないかと・・・(^_^;)



テレビの作り手は太陽好きが多い?

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『マツコ&有吉の怒り新党』(テレビ朝日系)のニューフェイス、帰国子女の青山アナウンサーのトークの際、太陽の「愛のテーマ」キーボードステレオバージョンをBGMに使用するのが定番になってきました。
これは、ひょんなことから青山アナの帰国子女っぷりを「テキサス」と表現されたのが切っ掛けなのですが(^_^;)
このイメージを定着させようとしている?

こんな感じで、ひょんなことから太陽サントラが使用されることが未だに多いのは嬉しいことです。
それも、あまり変な感じで使われなくなったのも良い傾向です。(むかしはよく茶化し的に使われることがあったので(^_^;))

近年は日テレ系以外での太陽特集などもあったり、特にNHKは太陽好きが第一線に確実にいるのではないかという感じで(最近大人しいですよ!まだぜひ!)

と、つぶやいておきます(^_^;)

ノベライズが復刻しないかなぁ・・・

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ショーケンさんの『ダウンタウンなう』観ました。
あの三方が緊張するのは無理もないこと。ちょっと世界が違いますから(^_^;)
多分、ショーケンさんがこうやって様々なメディアに登場するようになったのは、今の奥様の影響もあるんだと思います。


さて、表題。

特に刑事ドラマは『七人の刑事』『特別機捜査隊』が1966年頃にノベライズ(小説)を発刊するなど歴史が古く、日テレ系は刑事ドラマ以外も発刊しており、この分野では恐らく一番積極的ではなかったかと思います。
太陽は1972年末から1986年まで24巻が発売され、視聴率の良かった時期(1979年まで)は年2巻発行されていました。

基本、準備稿を基に小説化されているとのことなので、本編とは内容が異なる場合があり、映像が流通していなかった時代にはチョッと軽視されていた印象がありましたが、DVD発売、再放送などを繰り返している現在、該当作の原型を確認できる貴重な資料になっていると思います。

現在中古品が比較的安価で取引されていますが、後期が品薄で全巻揃えるのは難しいところがあります。

太陽新商品が途絶えてしまった今、ノベライズの復刻も良いのではないかと。

しかしながら、ただ復刻するのも面白くないので、ノベライズの未収録な市川森一さんや鎌田敏夫さん、そして月間シナリオからの復刻、さらに永久欠番6作のノベライズ化とか。

もう一つ、写真集については「完結記念号」で一応完遂している感じですが、ノベライズは山さん殉職直前までの云わば未完状態なので、幻の25巻とか、PART2とかプラスしてもらえると有り難いし、さらにスチール写真掲載やレギュラー紹介もそのままでお願いしたいと妄想しております(^_^;)

文庫本、はたまた電子書籍でもいいので



昔は文字だけだからと、買わなかったんです。
前にも書きましたが、22巻のあのある意味トリッキーな表紙カバーに魅かれ(^_^;)買い始めて、すっかり「文字太陽」にハマってしまい、放送終了時に残りの22巻まで買いそろえてしまったわけです。
この頃の在庫のものは結構ページ剥離したものや印字面ズレしたページがあるものがあって、それでも返品したら手に入らないと思い、今でもそのまま所有しています。

働き出すと意外と移動などで待ち時間があるので、そういう時にポケットから太陽を・・・って多分読み始めたら没頭しそうでコワイ。。。

なうな鳩が厭で芝の浜にすりへった靴で行きました<なんのこっちゃい

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日曜の夕方、いかがお過ごしでしょうか・・・相変わらず放電中のけぶでございます

▼ダウンタウンなう
最近ショーケンさんを拝見できることは非常に嬉しいことで、色々あったにせよ『鴨川食堂』の続編は観てみたいし、もっとエグイキャスティングでもいいと思います。

ところで、『ダウンタウンなう』。
演者が出演作を観るというのは非常に照れを生じるし、ショーケンさんが避けてきた経緯もあったと思いますが、やっぱりこうやってジックリ過去の自分をご覧になるということは、「太陽リアルタイム世代」としては未だに驚きであります。
ごっつええの傷天OPパロも当時爆笑しましたが、個人的にショーケンさんと一緒にあれを見るとは思ってませんでした(^_^;)

▼鳩時計と厭な奴
大村崑さんのロクさんは1回キリが惜しいキャラ立ち。テキサス在籍期はそのようなキャラクターが多いし、ボン加入後のバラエティに富んだキャスティングが、結構この辺りで爆発している傾向があって、視聴率の好調さを裏付けている感じです。ただ、そうやって考えるとこういう特別ゲストにテキサスが深く関わっている部分があり、テキサスの優しさあってのロクさんというところもあるので、なかなか難しいところなのですが。
鮫やんも見事テキサスウェイにハマっちゃった一人だったのですが、もうすぐボンに巧くバトンタッチされて、その後は各シーズンの新入りメンバーとのコラボレーションを果たしていきます。

「嫌な奴」の伊藤雄之助さんのあの津川役というのは、ちょっと考え付かないし凄いです。
まず、あの当時の雄之助さんに貧乏な善人役というのが思いつかないですが、実は『必殺仕掛人』のゲストキャラ・岡島久兵衛がキャスティングの構想にあったんじゃないかとも。
ただ、話的には和泉保がメインゲスト。
しかし雄之助さんは特別出演。当初から出演予定じゃなかったものと思われ、もしかすると裕次郎さんラインで急遽出演が決まり、いくつか放送予定台本の中から、雄之助さんが選んだんじゃないかと妄想しています。

朝倉家のシェパードの中にハディラ嬢が居るのはご愛嬌です(^_^;)


▼芝浜とすりへった靴
「芝浜」の方は本放送当時に近い再現度ですが、やっぱり経年変化でシャープさは無くなった映像になっています。これは仕方がない。ただ、「すりへった靴」についてはちょっと色やけした感じだったので残念ですが・・・。

で、みんな大好き「芝浜」(^_^;)ですが、これは各人が要所で活躍しているのが見ものです。急激に医療知識を高めたドック、鋭いジプシー、落語に精通するラガー、うわばみ披露のトシさん、実は一番立場的バランスが良かったボギー、そして多くを語らず、フェミニスト的怒りを爆発させ、邪道な捜査を厭わない、実は熱い山さん・・・・と、実に心地いいバランスなのです。
それに鹿内さんのスコッチ衣装、早乙女さんの悪女っぷりもさることながら、原泉さんのかくしゃくとした演技も見逃せません。
トリックも穴だらけと思いきや、結構合理的ですし。

クラウンのディーゼル音も懐かしいですし(^_^;)

「すりへった靴」
「赤い憎悪」のトシさん助演の裏返しで、こちらはジプシーがさり気ない立ち位置を取得しますが、スケジュールの都合上、あまり突っ込んでペア組できなかったのは残念ですね。
恐らく、ジプシス諸姉には、大蔵団地の橋で待ち合わせして、勝沼ぶどう郷駅まで行き、お茶をするというのが、一種の夢だったりして(^_^;)
というよりは、折角勝沼に行くんだったら、ルバイヤートワイン(http://www.rubaiyat.jp/about_us/)をご賞味あれ。有限会社島田葡萄酒製造の設定でロケ使用されたところです。
というよりは、まずは水上ツアーですなぁ・・・・。

個人的にはこの作品で決定的にトシさんを受け入れた印象があります。
やっぱり、「襲撃」までのトシさんって何処となく取っ付きにくい感じがあったのですが、ラガーのトシさんいじりも加速していた時期で、さらにターミネーターだったり、今回のように自分の影法師的な島田の顛末に翻弄し怒りながら、刑事しかできない自分を再確認させられるトシさんの哀愁というか、これって今までのベテランキャラには無かった味なんですよね。
そんなこんなで、トシさんに魅力を感じた俺って一体・・・・(^_^;)


後期の初期から後期の前期へ(ジプシー転勤、マミー登場)

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ファミ劇が金曜八時に放送時間が移動になりましたが、次の放送ではジプシーが転勤、そしてその次の放送ではマミーが登場します。

ゴリさんが殉職してからあっという間・・・・というか、半年経っていません(^_^;)
ファミ劇放送はその半分ですから(^_^;)

さっきも書いたように、ゴリさん的な太陽の旗振り的な人物が居なくなったのは非常に物足りなさを隠し得なかった部分ではありますが、各人が役割分担を分散して、逆に新しい太陽をなんとか提案し続けようとした姿勢が画面からひしひしと感じられたことは確かで、それが結構心地いい具合に落ち着いてきた時期でもありました。
ただ、三田村さんのスケジュール的な面が必殺続投の為著しく狂ってしまい、結局三田村さんが当時引き受けていた仕事の中で物語の内容場一番抜けやすかったのが太陽であったというのが真相のようで、もし必殺が無ければ太陽の方を継続していたんじゃないかと思います。
制作側としても、前年にあれだけ人事を動かしてしまったからには1983年は当初予定のボギー殉職⇒ブルース登場のみの移動で済ませるつもりだったと思いますが、ここでまた動かさなければならないというのはかなり辛かったんじゃないかと思います。
個人的には、主演作『壬生の恋歌』の存在をジプシー在籍時に知らなかったので、続投は可能なんじゃないかと思っていましたが(^_^;)
というわけで、ジプシーのキャラクター的にはちょっと中途半端な感じで終わってしまいます。
クールで人を寄せ付けない雰囲気の前期と、頑固ながら捜査のキレとバランスで勝負した後期と、そのキャラ変貌を統合させるのにはこれからという時期だったので残念ではあります。
というか、10周年の人事異動である意味「被害」的にはジプシーが一番被った感じはしています。

さて、その後任として登場するマミーですが、当時考えうる一番最善を尽くしたキャスティングだったのではないかと思います。
恐らく急な事だったと思いますし、まさか欠員にするわけにもいかず・・・と云うところで長谷さんがレギュラー入りを快諾していただけたのは非常に幸いでした。
期限が切られたボギーの活躍を中心としなければならない部分もあり、さらにキャラクターとしても新メンバーを立たせなければならないというのは非常に難しく、スコッチ⇒ジブシーの時は、ジブシーの出番が少なくても8人体制の中ゴリさんや長さん、ロッキーが居たこととラガーの活躍も中心に置くということで、なんとか成立していた面がありましたが、7人体制で一人欠けるのは非常に厳しいので、安定したキャスティング体制構築は必須だったと思います。その意味でも長谷さんの参加は一番の最善の選択だったと思います。
太陽中毒からしてみればトシさん登場後は、良いんだけれども、太陽イズムが薄れた感じが正直あって、それこそセミレギュラーで5年以上出演していた令子の復活は嬉しかったです。

ボギー登場後は極力それ以前のメンバーの話は出さないように「敢て」シリーズを進めていた感じはあります。
これは恐らく、新メンバーに注目をしてもらいたいという部分が多分にあったと思いますが、マミー登場によってそれか解禁になったわけですが、やはりちょっとキツかった点はあったと思います。
何しろ1982年は4名+1名去ったわけですから、まだそのショックを拭えなかった面があって、マミー主演の物語的にはやはりロッキーの影を背負うというのが向う1年続くわけです。ただそれも一つのキャラクターとして成立している訳ですが、それだけだとチョット辛い。そこで、女性刑事としての迷いやボギーたちとの絡みの楽しさなどの新味が加わって、太陽キャラクターの中ではかなり奥深いキャラになったと思います。

そうなんですよね・・・マミーは番組・立場的キャリアは長いんだけど、刑事としては新人なんですよね。

アンバランスな魅力もマミーの持ち味だったりします。

ダウンタウンなうの画像

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予告編放送なんて画期的(^_^;)なので、『ダウンタウンなう』の画像ソースを考えてみました(^_^;)。

まず、普通の貸し出し素材(デジタル)であれば今予告編なんて入っていないし、再放送プリントであればもっと退色していて然るべきだし。

と、ディープなファン諸氏であれば答えはカンタン。

VAP商品用がソースです。

以前マカロニサイトの幻ダンさんの研究にもありましたが、「13日金曜日」「マカロニ死す」というクレジットバックが青いものは商品化の素材、黒いものが本放送や再放送プリントの素材です。
恐らく、鮮烈さを出すために本放送時はブラックバックに調整したんでしょうが、商品化の際はそもそも作成された素材だけが残ったんだと思います。
まだこの頃のVAP商品は結構映像の再現に落差が激しく、黒い画面もあれば、比較的再現されているものもあって、#1と#52はまだ良い方です。(HDリマスタ版はもうちょっと明るい、本放送は実はVAPの方が近い(^_^;))

というより、最近VAP素材を使うのが珍しいような(^_^;)

オマケ

#47のマカロニ脱走病院は、やはり今は無き「国立大蔵病院」でした。

いつの間にか散財 201605

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新発売と30年以上前の写真集です(^_^;)



『特捜最前線』については1984年2月発行、流通価格は結構高いのですが、比較的安価で手に入れました。
内容は#350、#230、#278、#215の順でフィルムストーリーが主体で、他に名場面集(ランダム)、過去名場面集、#350までのサブタイトルリストなどです。
聞いていた評判よりは個人的には気に入った内容でした。


そして『大都会PARTII SPECIAL』
これまでのSUPERBOOKと違い、記事らしいものは岩佐陽一さんの巻末記事のほかは全てモノクロスチールで構成され、裕次郎さん・渡さん・優作さん中心の攻勢になっており、さらに他では見たことのないものが殆ど。特に優作さんのショットは充実しており、北九州ロケ(いわゆる打ち上げロケ)のオフショットや優作さんと片桐竜次さんとのツーショット写真など、興味深いものも多く、トクさんファンは「買い」じゃないかと思います。
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